本編 第二部
「魔術師の告白」
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はまったく違うことをいった
くくく、と俯きながら射ぬくような目でギラリと見つめてくる。そいつの言ってることはどこか狂っている。だがなにか説得力がある気がしてしまう。
「ふう、そういうことか、こっちとしては迷惑な話だが日本は日本だ。宗教に対してわりと自由な国だ。だからおとなりで紛争があっても心配はするがそんなことがあるとしか気にしない。今、日本の人間たちは今も銃や弾丸が飛び交う戦場を知らない」
「そういうことだよ、でついでに教えておいてやろう。あの小娘のことだ」
「何ぃ?貴様!」
「あの織花という娘にちょいと手品をしこんだ。そろそろ発動してるころだぜ?俺からのプレゼントだ。ありがたく受け取ってくれ」
「しまった。おい空母の方に連絡入れろ!」
時すでに遅しちょうど賢治たちが世界の底の降りたところだった。
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