独自設定などなど
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敵対的に振る舞うことはアナハイム・エレクトロニクス社にとっても、財団にとってデメリットであると判断したマーサ・ビスト・カーバインの主導によりサナリィとアナハイムの共同関係が作られるに至る。しかし、地球連邦政府やアナハイムの内部に存在するサナリィ脅威論と反ビスト財団派の動きが活性化することとなり、結果としてUC.0094年、正体不明の武装組織によるサイド8各コロニーでの武力抗争『11.2事件』を生じさせることとなる。
UC.0094年『11.2事件』の折にサイコミュ搭載型のX01が反ビスト財団派の地球連邦政府高官を通じてブッホコンツェルンへと譲渡され、後のクロスボーン・バンガードの大型MA『ラフレシア』に搭載される『ネオ・サイコミュシステム』開発の遠因となった。
〈その他〉
・『システム:サイコ・インテグラル』
薬物投与と後催眠暗示によって身体の分化した知覚を積分・統一することで知覚領域を拡大させ、ニュータイプ能力の拡大及び擬似的なニュータイプ能力の付与を目的とする新機軸のサイコミュ技術。技術としてはチャクラ研が開発し、UC.0087年に完成していた『サイコ・ニュートライザーシステム』を発展させたものである。対NT戦においては、自身だけでなく敵NTの知覚をも統合することで敵NTの知覚領域・反射速度などの能力を上回ることや、理論上敵機の運用するビット・ファンネルに対し逆位相の感応波をぶつけることで無力化、自身の感応波によってジャックすることをも可能とする。なんらかの切っ掛けにより、知覚領域が拡大した適応者は自身の過去経験や存在確立の高い可能性の未来を積分、独自の統合環世界を構築することで、数秒先の未来を予知する現象が確認されており、未来予知現象の発生と同時に、サイコフレームの発光現象が確認された。両者の因果関係は不明である。この未来予知現象は『神の人』計画の被検者であるとあるテストパイロットの試験中に確認された数例のみしか観測データがなく、如何にして未来予知を可能とするか、定かではない。少尉にしても試験中に不意に遭遇した実戦により偶然観測されただけであり、どのような条件下で未来予知現象が生じるかも確証はない。しかし、数少ないデータであるパイロットの証言を考察すると、パイロットが『死』を明確に直観した際に未来予知現象、そしてそれに伴うサイコフレームの異常発光が確認されていることから、『死』が未来予知現象発動のためのキーワードではないかと考えられている。そしてその事実を裏付けるかのように、パイロットを仮死状態において当システムを発動した際に、未来予知現象が確認された。しかし、ほぼ数秒ほどしか持続せず、無理やり持続させた結果、被験者は脳機能に致命的な損傷を蒙ることで廃人と化してしまうなど、実用性の低さに対して危険性が極めて高いこ
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