15部分:第十五章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
しますので」
「はい」
彼はそう言うと部屋を後にした。僕は部屋に入ると窓の方に歩いて行った。
窓の下を見る。そこには神父がいた。
「よし、丁度いい」
僕はそれを見て微笑んだ。彼は城に音も無く近付いて行く。
そして城壁を登っていく。どうやら手に鍵爪を着けているようだ。
「どうぞ」
僕は窓を開き彼を出迎えた。彼は素早く部屋に入ってきた。
「有り難うございます」
彼は部屋に入ると僕に対し礼を言った。
「いえいえ、それでは行きますか」
「はい」
僕は銀の短剣を受け取った。そして二人で部屋を出た。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ