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神機使いし狩人
遭遇!炎剣使いし謎の竜!!
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その女性は、村長から刀夜の事は聞いていた様で、なら話は早いと刀夜は本題に入る。

「えぇっ、アイツを倒すには武器を神機に改造して、貴方の神経とアイツに対応出来る為の力を定着させる必要があるの」
「神機……力を定着。どういう事だ?」
「直ぐに分かるわ、じゃあ少しだけ眠っててね」
「うっ………」

聞き慣れない単語に疑問符を浮かばす刀夜に対し、女性は微笑むと小型眠り玉を刀夜に投げつけるのだった。

「夜月刀夜、18歳。性別男、身長175cm50kgです。覚醒率100です」
手術台らしき台に寝かされた刀夜。その両手と身体をベルトらしき物で固定されている。

「ふむ、始めよう」そんな刀夜に関する報告を女性から受けた竜人族の男性は合図を送った。

「了解」

女性は合図を受け、眠る刀夜の両手首にある物を固定するとスイッチを押した。
「っ!?ぐぁぁあああっ!!止めろぉぉおおおっ!!」

刀夜の両手首に装置が刺さった瞬間、刀夜は目を覚まし激痛に絶叫する。両手首に刺さっているのを破壊したくも身体を固定されている為に破壊出来ない。

「ぐぁぁあああっ!!ルナ助けてくれ!!」
「旦那様……」

刀夜の己を呼ぶ声に助けに行きたくなるも、村長さんから倒す為の力を得る方法を聞いてしまってるだけに見ている事しか出来ない。
「……力の覚醒率100です
。装置を終了します」

そんな中、刀夜に倒す為の力を得させる事に成功した様で刀夜を固定していたベルトが外される。

「旦那様!良く頑張りましたニャ」
「………………」
「旦那様……?」

成功しましたとの報告を受け、直ぐ様刀夜の元に駆け寄り声を掛けるルナだが、刀夜からの返事がない。

どうしたのか?と思った瞬間、刀夜の身体がグラッと傾いた。そしてルナは刀夜の下敷きにされたのだった。

「重いですニャ……」
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