神殺しの王、本土にて神獣退治
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ら酒でもかわしながらあんたが最初俺に対してした仕打ちについてじっくり話し合いとこだが・・・。今日はもっと重要な件があってな」
「なんかあったのか?」
「ああ、ついにJが動き出した。お前さんも隠居してるとはいえ、フランスの軍備強化についてはしってるだろ。こりゃやっこさん、世界戦争でも起こす気かもしれんな」
そういって豪快に笑う客人を見て、
「笑いごとじゃないだろ・・・。それで話っていうのは?」
「新しいカンピオーネにうちの仲間になってもらいたい」
護堂はやっぱりと呟いた。
「どっからそういう情報手に入れるんだよ。ちゃんと情報規制したんだぞ」
「うちの諜報部をなめてもらっちゃ困る。なんたって世界一の諜報機関だぜ。……話が逸れたが、今現在こっちの戦力は2、あちらは3だ。俺が負けるとは思えないが、少しでも勝率を上げたい」
「いや、北斗はまだ若い。それに本人の了承を得ないと俺はやらせないからな」
「よく言うぜ。お前が参戦したら圧倒的にこっちが有利になるっていうのに、お前と来たら『俺が参戦したら卑怯だ』とかぬかしやがって。苦戦しているのはお前のせいでもあるんだからな。まあ、いい。今日は確認を取りに来ただけであって俺もすぐにとは言わねえよ。じゃあよろしく頼んだぜ」
「おい、俺はまだいいって言ったわけじゃ・・・」
「行ってしまったわね。で、どうするの護堂」
「15まで、15歳まではまでは魔術の世界に出さないでおこう。北斗の存在がばれそうになった時は俺の隠居もおしまいだな」
北斗の周りは本人の知らないところで大きく回り始めていた。
『我に力を、強さを、恨みを』
とある洞窟で黒いフードを被った男が呪文を唱えていた。
『そなたのすべてを受け入れよう、そなたのすべてを理解しよう』
『我は汝の神話をもらい受け、代価として力を与えん』
そういって黒いフードを被った男は笑った。
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