ウェンディvs.シェリア
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なんて〜・・・」プルプル
シャルルはドジなウェンディのことを心配し、セシリーは2人ともドジッ子属性を発揮したことに笑いを堪えていた。
「魔力、気合い共充実しているように見える」
「ウェンディなら大丈夫だよ!!」
一方リリーとハッピーは万全な様子のウェンディを見てそう言う。
「あのシェリアという少女の魔力・・・」
そのすぐ近くにいる初代はシェリアさんの魔力に何かを感じていた。
『これはなんとも可愛らしい対決となったぞ!!おじさんとっちも応援しちゃうピョ〜ン!!』
『ピョン?』
『アンタキャラ変わっとるよ』
ウェンディとシェリアさんを見てチャパティさんが目をハートにし大興奮。言っておくがウェンディはやらんからな!!
「キャー☆何あれシェリアもウェンディちゃんも超可愛い!!天使!?天使なの!?キャー☆!!」
チャパティさんと同じ・・・いや、それ以上に興奮しているのは人魚の踵のソフィアさん。もう興奮しすぎてて今にも闘技場に飛び降りて来てしまうのではないかというほどである。
『さぁ!!それでは3日目最終試合!!』
ゴオーン
「開始!!」
銅鑼の音と共に切って落とされる2人の少女の対決の火蓋。
「シェリアの実力を見て驚くがいい、グレイ」
「ウェンディちゃんには悪いけど、勝つのはシェリアだからな、シリル」
蛇姫の鱗の待機場所からリオンさんとレオンがこちらを見ながらそう言う。
「ウェンディを甘く見るなよ、リオン」
「ウェンディもすごく強くなったから、そう簡単にはいかないぞ、レオン」
グレイさんと俺は2人の方を見ながらそう返す。
『実に可愛らしい組合わせです!!おじさんもう嬉しい〜☆!!』
チャパティさんは体をフリフリしながらそう言う。確かにウェンディもシェリアさんも可愛いからその気持ちはどことなく分かる。
『1日目のバトルパートでシリルくんが出て来てからずっと思っとったけど、あんな子ら妖精の尻尾にいたかな?』
『えぇ・・・私は少しだけ知っているのですが、2人共、とても勇敢な魔導士ですよ』
ヤジマさんの疑問にラハールさんがそう言う。たぶんニルヴァーナの時のことを言っているんだろうな。
(せっかく修行したんだ、頑張らなきゃ!)
ウェンディは目を閉じ気持ちを昂らせる。
「行きます!!」
「うん!!」
ウェンディは目を開けシェリアさんを見据える。シェリアさんはそれに対しうなずく。
「アームズ、バーニア、付加!!」
「お?」
ウェンディは右手と左手からそれぞれ魔法陣を展開させる。これによりウェンディの速度と攻撃力が増加さ
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