暁 〜小説投稿サイト〜
神機使いし狩人
新たな力
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「旦那様ニャ!!」
「助かったニャ」

刀夜がルナとソルの前に着地すると同時に、ババコンガが咆哮を発しながら倒れるのだった。

「……おやまぁ、ババコンガとコンゴウ亜種を討伐する何て流石だね〜」

アナグラ村に戻り村長に完了したと伝えれば、感心した様子の村長の声が聞こえた。

「刀夜君、どうだい?新たな力【ゴッドイーター】は」

村長への完了報告を終え、眠りに付こうとした所で、刀夜に新たな力を授けた女性エリスが訪問して来るなり聞いてきた。

「……頼もしい力だ、ありがとう」
「そう言ってくれると授けた甲斐があるってもんだね、じゃあお休み」

刀夜の返答にエリスは満足した様子で、刀夜を抱きしめて出て行くのだった。

「お頭……神機を扱う者が増え始めております」
「つい最近放ったコンゴウ亜種も新たに神機使いになった少年に討伐されました」

とある神殿の奥、其処では全身真っ黒な服に身を包み仮面姿の謎の者が集まっていた。

そして玉座と思われる場所に座る、仮面の者達がお頭と呼ぶ者が口を開いた。

「……其奴は邪魔だな。その少年を消せ、そして東の村にはウロを放って来るのだ」

お頭と呼ぶ者の命令に、仮面の者達は御意と頷くと行動を開始すべくその場から散って行ったのだった。

「………この世界は私が手に入れるのだ、ふはっはははははははっ!!」

神殿に不気味な笑い声だけが響き渡るのだった。
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