第3章 リーザス陥落
第54話 レッドの町を解放せよ
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りたくもないが、勝手に言ってた)
だから、ヒトミが襲われる事はない。……妹の様に想っていると言うのは、嘘偽り無い事だから、ユーリは、正直安心出来たと言えばそれは本音だdった。
「はぁー可愛らいいですねっ! 宜しくね? ヒトミちゃんっ」
「うんっ、シィルお姉ちゃん!」
ヒトミの愛らしい姿に胸を打たれたシィルは、悶えそうになりながら、そう言っていた。ヒトミもシィルの事は直ぐに気に入った様だ。
こうして、初対面は終了し、一行はラジールの町へと向かっていった。
〜ラジールの町・工場入口〜
ラジールの町に到着した一行は、一先ず先に工場へと向かった。
ランスは、道中色々とウロウロしていた(女目掛けて……)が、兎も角真面目に動けと言う周囲の罵倒があり、いつも通りのユーリのランス取扱説明書に従った為、何とか限りなく最速でたどり着く事が出来たのだ。
「長かったです……、なんで 烈火鉱山での冒険よりも長く感じたんだろう……」
かなみは、ため息を吐いていた。これは何度目だろうか……、街の外、街道から ラジールの町が見え始めた時からだったと記憶してる。
「まぁ……ランスだからな? これでも十分早い方だろう」
「あはは……私、ランスお兄ちゃんがどんな人なのかは、もう判ったよ。とっても愉快な人だね〜」
「ヒトミちゃん。……ランスを見るのもう止めなさい。悪影響しかないから。それに、妊娠するかもしれないわ」
「あはははっ。まっさか〜♪」
ランスの事を見て、大体……と言うか殆ど理解したヒトミ。
そして、そのランスを見る事は、教育上?よくない事だと、注意をする志津香。……まるで、母親の様だ。そのランスはと言うと、シィルをいぢめて遊んでいる様だ。
「えへへ……シィルお姉ちゃんはランスお兄ちゃんが好きなんだね〜」
勿論、ヒトミはその心の機微もよく判っていたのだ。でも、ランスはシィルの胸を揉みしだいているから……。
「だから、見ないのっ。めっ!」
「あぅっ」
志津香は、ヒトミの目を両手で塞いでいた。今ランスが繰り広げているのはR-18なのだから。Z指定だ。
「やれやれ……」
「ランスさんは、シィルさんだけ見てれば良いって思うですかねー、お似合いですよ? 寧ろ結婚を進めますですかねー!」
「だぁ、コイツはただの奴隷だ! そんなんじゃないっ!!」
「ひんひん……、痛いです。ランス様……」
工場の前で非常に賑やかだ。
これなら、中のマリア達も 帰ってきた事に気づくのではないか? と思えるのだが、それは無い、とはっきり言い切れる。……判るかと思うが、ランスが以前形容したモノ、『ゴールデンハニーがタップダンスを踊る音』が辺りに、ま
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