暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少年ウィザード☆マギカ 絶望を希望に変える指輪の魔法使い(仮)
プロローグ 契約…そして今…
[3/6]

[1] [9] 最後 最初
翔遅い!
お?可愛いリボン!」

「え?そうかな?派手すぎない?」

「とても素敵ですわ」

今俺とまどかが挨拶したのは
志筑 仁美(しづき ひとみ)美樹(みき) さやかだ
同級生で友人だ、仁美はお金持ちのお嬢様で才色兼備な奴で
さやかは…うん…アホとしか言えない…

「ん!?今、物凄く馬鹿にされた気がする!?」

と、勘が鋭いという良い点はあるが…結局バカだ
俺の親友である上条 恭介(かみじょう きょうすけ)とは幼馴染だ
恭介は気付いてないだろうが…仁美とさやか、どちらもが恭介の事が好きだ。

LikeではなくLoveの方で、だ

ちなみに余談だが、恭介に「お前は本当に鈍いな」と言ったら
「君が一番、人の事は言えないと思うよ?陽翔?」と言われた
何故だ…解せぬ…

「―でね?ラブレターじゃなくて、直に告白できるようじゃなきゃ駄目だって」

「相変わらずまどかのママはかっこいいなぁ!美人だし、バリキャリだし!」

「そんな風にきっぱり割り切れたら良いのですが…はぁ」

「羨ましい悩みだねぇ…」

「良いなぁ…私も一通ぐらい貰ってみたいなぁ…ラブレター… (結局、陽翔君にだけど…)」チラッ

「ん?どうかしたか、まどか?」

「あ!ううん!!なんでもない!!」

「?そうか?なら良いんだが」

恋バナを話している女子の中に入る気もなく
後ろから普通に着いて行っていたが、まどかにチラッと見られたので
聞いてみるが、なんでもないと返されたので深くは聞かないようにする

まぁ…俺は男だからな、女子の会話の詮索をするのは愚の骨頂だろう

「ほうほう…まどかも仁美みたいにモテモテな美少女に、変身したいと…
そこでまずはリボンからイメチェンですかな?」

「ち、違うよ!これはママが―」

「さては…ママからモテる秘訣を教わったなぁ!けしからん!
そんな破廉恥な子は…こうだ!!」

「いや!ちょ!やめて!や…やめ…あはははは!」

「ふふふ!可愛い奴めぇ!でも男子にモテようなんで許さんぞぉ!
まどかは私の嫁になるのだぁ!」

…朝っぱらからこういう会話はするものじゃないだろうが…
…それに男子である俺がいる中でこんな話するか…普通
しかも…ここ…公衆の面前というか…同中学校の生徒達の登校中の時間だぞ

その時、仁美と目が合って…

「…こほん」「…ごっほん!」

と二人でわざと咳払いした。

「うぇ…?」

「へ?」

…ようやく気付いたのな…やれやれだぜ



キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン

チャイムと同時に我らが担任、早乙女 和子(さおとめ かずこ)先生が入ってくる
ちなみに余
[1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ