Leviathan rhapsody 3
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「貴方の事。嫌いですね。」
ふと夢の間で意識が気付くと夢の間に新しく出来たら玉座で頬づえついて退屈そうに見るソーニャの姿があった。
「…。何がだよ。」
「その。偽りの剣士であることとか?」
「そうかよ。」
俺はじっとソーニャを見つめるとソーニャははあ、とため息を吐いて。
「ああ、さっきの?です。」
「わかってる。」
「…実は好きですよ?」
「知ってる。」
「ただ貴方が嫌いなだけ。」
「それも分かる。」
その意味不明な言葉の並び。普通はだれにも分からない。だけどこの2人には分かるのだ。
俺はあの頃にはなかった笑いを作る。皮肉めいた笑みだ。
「俺はフォルツ・レープリカ。夢と希望の花を刈り取る。
お前なんて人外はヘドが出る。」
「…。ねえ。フォルツさん。」
ソーニャはそう言ってある問いを投げかける。
「貴方はアリスさんの事。好きですか?」
「…。」
その問いに俺は返す事が出来なかった。
俺はくるりとソーニャから向くのを止めると俺は遠くを見る。
するとソーニャは少し哀しそうに。
「貴方と分かりあいたいですね。」
「残念だ。それは俺の台詞だ。」
夢から覚める瞬間。ソーニャにそう言って笑いかけた。
「トランス!フォルツ・レープリカ!」
槍が突き刺さり激痛が走る瞬間。俺は夢から覚めて。とっさにトランスを行っていた。俺はニナを抱き抱えてトランス…合体させる。
「月光さん。月光さん。今こそ吸血鬼のチカラよ!おいでなさい!」
ヴァンパイアのチカラを覚醒させる。その勇気を。
ライトの身体を借りたレヴィアタンはそれを見てほう、と呟いた。
「トランス。まさかその勇気があろうとはにゃ?」
「いやはや。」
そう言ってアリスとサナに近寄るととある魔法を唱える。
「満月。」
そう唱えると月の光がアリスとを包み込み。アリスとサナから黒いモヤが出たかと思うとそれは掻き消えた。
それを見てレヴィアタンは驚く。そう。レヴィアタンは満月の魔法を知らなかったのだ。
「にゃは??僕の傀儡の術が??」
「さあってね?どうする?」
そう言ってレヴィアタンを睨むとレヴィアタンは驚きつつも冷静に。
「どうするもこうするもないにゃ。ここは一旦さような…」
「サヨウナラ?させねえよ。」
そう言ってレヴィアタンライトが消えるのを止める黒い閃光、リン。その黒
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ