22話
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じの警備員が近づいて来たので、
「あーもう終わったしいいですよ。迷惑かけてすみませんでした」
と、軽く謝ると「あ、こちらこそ」と、言って帰っていった。
あんまり怒るもんじゃないな。ただ疲れるだけだし。あー猫もふりてぇ。
「あー、泰人。すまん助かった。」
「ん?別に気にしなくていいよ、後半ただ怒ってただけだし」
「泰人が怒ったところ初めてみた」
「んーまああんまり怒ること無いしなぁ。特に怒ることも無いしな」
と、この雰囲気を紛らわすために軽く笑う。
「そろそろシャルロットも来るんじゃねえのか?」
と、言っているとシャルロットが手を振りながら来た。そして一夏らが行ったあと織斑先生と山田先生がきた。
「枢木。もう来ていたのか」
「枢木さんこんにちは」
「ええ。自分の物も買いたかった物で、あ、山田先生こんにちは。あと一夏とかも居ましたよ」
織斑先生たちに軽く会釈すると早速水着を選ぼうとして、歩いていくのだが・・・さっきから試着室が騒がしい。しかも見慣れた、さっき喋った声の主たちにそっくりの声が。
ちょっとそこで待ってみると、一夏たちが出てきた。ー何してんだお前ら。
まあ、当然のごとく先生たちに一夏らはお叱りを受けた後一夏だけ残しシャルロットは帰らせた。一夏も、先生の水着を選ぶお手伝いをさせられるみたいだ。
そしていつからか隠れていたの丸出しだった三人組が織斑先生の言葉で出てきた。もちろん、セシリア、鈴、ラウラである。
その三人も山田先生に連れて行かれ、俺ら3人で選ぶことになった。
「で、一夏、枢木。どっちの水着がいいと思う」
と言って、見せてきたのは黒のビキニと、白のビキニだった。黒の方がどちらかと言うと艶めかしい。
別にどちらが良いと聞かれていたので、
「黒の方ですかね」
と、言ったが一夏は
「白」
と言った。明らか黒の方が似合うと顔が物語っていたが。
「じゃあ白で良いんじゃ(黒にしよう)・・・さいですか」
「いや黒の方・・・」
と一夏が言ったら先生に嘘をつくなと言われて苦笑されていた。やっぱり長年過ごしているから癖とかでわかってんだろーな。
その後は三人で適当に喋りながら寮にかえった。
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