22話
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と、振り向きざまラウラにだけ万華鏡写輪眼を見せる。
「!不思議な目をしてるな」
「普段は開放しねーけどな。あとコレは他言無用で頼む」
「・・・ふむ。了解した」
とプライベートチャネルを切る。
「どうしたんだ?いきなりラウラに振り向いたりして」
「ん、いや。ラウラの目が綺麗だなーって思ってさ」
と、軽くはぐらかしながら朝食へ向かう。
ー飛んで放課後ー
授業の合間にだが7月の頭に臨海学校があるらしい。それで浮足だっているのか周りのクラスメートがすごい大はしゃぎしている。そりゃそうか。男子と違ってそういうことを楽しみにしてる生き物だしな。
「枢木、後で職員室に来い」
と、織斑先生に言われたのでさっさと用事を潰しに行く。
ー職員室ー
「え?」
「今週の日曜だ。分かったか」
「いやいや、わかんないんですが」
「なんだ」
「いや水着選びに俺が行く必要あります?山田先生もいるなら尚更じゃないですか」
「いや、男の意見も必要だと思ってな」
「いや、いら「男なら黙ってこい」・・分かりました」
どうやっても断れそうにないので仕方なく承諾する。俺に静かな休日はないのか・・・
ー日曜ー
「うわーあっちいなあ」
「だな。ちょっと休むか」
いつもなら部屋で能力の開発か、その扱い方をしているはずだったのだが今、俺は駅前のショッピングモールにいる。別に待ち合わせには余裕があるので俺は先に海水パンツを買いに来ていた。
が、別に悩むものでもないので、部屋で食うお菓子やらなんやらを買っていた。そしたら一夏にばったりあったのでちょっと休憩しているところである。
「そういや泰人は誰かと来てたのか?」
「あー、まだこれからだがそんな感じだな」
「それより一夏も誰かと来てたのか?」
「ん?ああ、シャルーシャルロットな。でシャルと買い物に付き合って貰ってたところ。そろそろあっちも終わったかな」
「ほう。・・・まあ、せいぜいラウラ達とかに気をつけろよ」
「なんでラウラ達が出て来るんだ?」
「いや気にすんな」
と、喋っているところに一人の女性が話しかけてきた。
「そこのあなたたち」
「「ん?」」
「男のあなたたちに言ってるのよ。そこの水着、片付けておいて」
と、知らない相手に言われた。
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