Leviathan rhapsody 2
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「いくにゃー。」
そう言ってレヴィアタンは『フライクーゲル』『レーヴァテイン』の二本を俺たちの方に向ける。
乱撃か?
そう思って夢幻剣の二刀流になるが発射されない。
なぜだ…?
「…なっ??」
そう考えていると自分の影からドス黒い槍が向かってきていたのに気がついた。
俺は慌てて夢幻剣の二本の向きを槍を弾くために体を捻る動きで影の槍を斬り払う。
「ニャ♪まだまだ遊ぼうニャ♪」
そう言ってレヴィアタンはさっと『フライクーゲル』『レーヴァテイン』で協会の天井にあなを開ける為に撃ち放つ。
「な??」
そうして天井がレヴィアタンを避けて崩れ落ち、瓦礫が俺とリンに落ちてきた。
「…舐めてるのか?」
「まったくだ。」
俺たちはそう言って呟くと夢幻剣と片手剣で瓦礫をまるで踊る様に切り捨てる。
「にゃははは!お返しニャア!」
今度はレヴィアタンは俺たちの影を人型として出してきた。その人型はまるで俺たちの剣を取り出す。だがそれも影な為に黒い。
そうしてその黒い影はまるであやつり人形の様に動きがぎこちない。
「禁忌『影作りの夜』。さあ!踊りましょう♪にゃー?
ニャアはははは??」
そう言ってライトの姿をしたレヴィアタンはニャアはと笑うと薄くなって消えて行く。
それを見てリンは慌てる。
「ライト!」
「落ち着け。リン。」
俺はそう言ってリンを横目で見つつなだめる。そうしてさらに俺はジッと影を睨んでいるとニナが注意深そうに。
「気をつけな。この影に攻撃すると自分にダメージが来る魔法みたいだ。」
「にゃはは??気をつけにゃー??」
そう言ってニナが注意するとレヴィアタンの声が聞こえてくる。とても小馬鹿にした様な耳に残る笑いだ。
…。
「そこだ!」
俺は影をかわすといきなり何もない虚空に近寄り峰打ちを打つとレヴィアタンがニャアと言って虚空から現れてかわす。そうして影も消える。
「危ないにゃ。
…フォルツ・レープリカ。」
「…。」
「主に復讐とか言ってるけど…。本当は主の事が好きなくせに。
本当は復讐なんて考えてないくせににゃ。」
その言葉に俺は動きを止めてまじまじとレヴィアタンを見るとレヴィアタンは面白そうに笑って。
「にゃは!本当は我が主と…」
僕はありったけの声で叫ぶ。
「黙れ!僕は…!」
俺はありったけの声で叫ぶ!その事実を否定する様に。
「違う!俺は…!」
「何が違うにゃー!『歌劇団の死神』スノードロップ!」
「黙れええええええええ??」
「敵の声を聞くな!フォルツ!」
そうリンが叫ぶ中、俺は夢幻剣を構えてライトに突撃していった。
そうしてレヴィアタンは楽し
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