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この素晴らしい世界に祝福を! 〜魔装銃士の異世界録〜
ああ、駄女神さま
原作パーティとの接触
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「……これで、トドメ!」

 言葉を発したと同時に俺は銃の引き金を引き、モンスターにトドメを指した。

「…はぁ、はぁ……。流石に、疲れた……」

 さっき俺がトドメを指したモンスターは、巨大なカエル型のモンスター、ジャイアントトード。こいつらは、たかがカエルと思っていると痛い目を見るモンスターで、牛を超える巨大な体?に、繁殖の時期になると産卵のための体力付けで、餌の多い人里まで現れて山羊や子供、農家の人をも丸呑みするらしい。腕の良い冒険者はこいつを好んで狩るというが、その理由は。

「さて、こいつの肉は淡白でサッパリしていて美味いみたいだし……。二重の意味で美味しい相手です!」

 息を整えた後に、片腕で口元を拭う動作をすると、本日3匹目になるジャイアントトードに駆け寄って引き金を引いた。


 ◇


「にゃふふ、今日は大量だったなー」

 あの後、ジャイアントトードを一匹追加して三匹討伐したところで、街へと帰還した。今は、大衆浴場に行って汚れを落とし、冒険者ギルドにて、さっきのカエルもも肉の焼き鳥風を食べながら、今日の戦闘について思い返していた。

 確かに、ジャイアントトードや、あのカエルと同ランクのモンスターは、この一週間で楽々と討伐できるようには慣れた。それと、生き物を殺す忌避感等も多少は。まあ、あまり慣れてはいけないんだろうけど、こんな世界だし仕方ないか…。

 さて、話を切り替えるとして。このままだと、有る程度は持つだろうけど……パーティが組みたい。ベテランの人はもうパーティを組んでいるし、俺より力量が下の初心者は論外。せめて、壁と回復系が望ましいけど、そこまで望むのは酷かな?
 そんなことを考えながら、焼き鳥(蛙)を食べ終えて宿屋に帰った。


 ◇


 次の日、冒険者ギルドに赴くとある壁紙が貼ってあった。

「なになに?魔王討伐のためのパーティ募集中?しかも、上級職限定のなんだ。…これって本気かな?」

 訝しみながら、そのパーティ募集の内容をみつめるが、一応、俺の職業である《マギアガンナー》も、《アーチャー》の亜種で上級職らしい為、条件は満たしている。
 俺もソロだと万が一があるために一度顔を出して様子を伺おう。と、思い直してパーティを募集していた人がいるテーブルに向かった。

「上級職の冒険者募集を見てきたんですが、ここでいいのですか?」

 テーブルにいた、茶髪の短髪と髪と同じ瞳をした男性と、青色の腿下まで伸ばした長髪と髪と同じ瞳をした女性、黒髪のボブで、赤い瞳をした少女に声をかけた。

「あ、俺の名前はケイ。マギアガンナーだ。前衛でも後衛でもどちらでもいけるオールラウンダーだよ」

 自己紹介とギルドカードを渡して相手の反応を伺う。

「おう
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