宇宙戦艦ヤマト異伝
後方支援
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メローラ姫から贈られた超次元間の遠隔通信を受け、ガミラス将兵は希望を取り戻した。
無尽蔵に増殖する植物状の精神寄生体、敵《エネミー》の操る大艦隊を邀撃。
宇宙戦艦ヤマト乗組員達が戻るまで、太陽系防衛戦は継続されねばならない。
私は、女神から学んだのだ。
諦めない限り、道は開けると。
だが外宇宙の彼方から押し寄せ、数多の渦状星雲を蹂躙する無限艦隊は強力であった。
止まる事を知らぬ破砕流の強襲、怒涛の波状攻撃は幾度と無く繰り返された。
海王星の衛星トリトン、木星メタンの海を巡る浮遊大陸の秘密基地は既に撤収。
ガミラス星人の大半は第4惑星、火星に降りる事無く輸送船団の居住部で待機。
地球人類の一部も乗船するが収容能力は限られ、大半は水星《テラ》に残留。
輸送船団は後方へ退避し最内周惑星、火王星《ヴァルカン》軌道上に待機。
已む無く放棄の事態に至り二者択一を迫られ、断腸の思いで第3惑星を優先。
各個撃破を唱えるシュルツに新たな故郷、火星を託し艦隊は月へ後退する事となった。
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