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陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
新たな貸出兵!?
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、あの新兵にも納得してここを発ってもらいたいからな」
「了解しました。では私はあの新兵に移籍の話をしに行ってきます。李悠後のことは任せましたよ」
「了解〜」
頭を下げ、足早に部屋を出る。やはり素の話し方をした後だと長々しく話し続けるのは厳しい。…今はそれよりもあの新兵に話をしなければな
Side change?李悠
「さて、口煩い隊長もいなくなったことですしもう少し崩させてもらうね〜。資材代はここにあるからそこの秘書のお姉さん確認お願いしていい〜?それとここの軍人名簿と戦闘戦績ファイルもお願い〜」
「か、かしこまりました。少々お待ちください」
数分の沈黙の中吸い切れた
葉巻
(
シガー
)
を灰皿に押し付け火を消してから中尉の後ろに立ったままの秘書の女性に金の確認と軍事名簿と戦績ファイルを持ってくるように頼む。もちろんあの新兵について知らべる為だよ?暗闇が引き抜きしたいなんて言うのは今回が初めてだからね。
「お前は隊長と違って態度がデカいな」
「昔からこんな感じだよ〜どうも堅苦しい話し方が苦手でさ〜それで質問なんだけど…そこのドアで待機してる兵隊は何?」
「ん?何のことだ。私は知らんが」
「ふぅん…じゃあ今すぐドア開けて入ってきて?…じゃないと…容赦しないよ」
腰に差してあるコルトを抜き取りドアに向かって構える。ここは狭い室内しかも窓は小窓が二つ程僕は小柄の方だが通るには小さ過ぎる。となれば逃げ場は兵隊が待ち伏せしているドアのみ…いくら拳銃の弾を避けられるといってもそれは広い空間で敵兵が目視できている状態でだけ流石に見えない銃弾を完璧に避け切るのは不可能。それに兵隊だってバカじゃない武装だってしっかりしてきている筈…どう考えても拳銃だけもって待機している筈がない。
「…俺だ李悠。銃を下ろせ」
「暗闇?どうしてここに?」
ギギッとドアが開いて行く度にコルトを握る手に力が入る。しかし驚いたことに姿を見せたのは先程ここを出た筈の暗闇だった
「どうしたもこうしたもない話し合いが終わったから来ただけだ」
「じゃあ何であんな所に?」
「んや何お前が中尉殿と何か話をしていた様だったから邪魔して悪いと思ってな」
「…何だ〜吃驚させないでよね〜中尉殿、お騒がせして申し訳ありません」
「構わんよ。仮にもここは他の軍隊基地なんだ警戒しても仕方ないだろう」
「ありがとうございます。来てそうそう悪いんだけど先に鎮守府に資材運んでおいてくれる〜?僕はちょっと調べものしてから行くから」
「了解した。それでは中尉今回はありがとうございました。李悠失礼のない様にな」
「分かってるよ〜」
中尉に頭をさげ暗闇は部屋
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