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陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
新たな貸出兵!?
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「頼んだぞ」

「おうよ!」

ニカッと笑みを残し優は工廠の奥へと歩いて行った。さて改造に必要な時間は約一日、資材調達も李悠のお陰で兄貴からの許可も出た。

「さ、行くぞ李悠」

「うん。面倒なことは早めに終わらせておいた方がいいもんね〜」


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「ここから一番近いのは…鎌倉市の陸軍基地か」

「鎌倉市か〜聞いたことないよ〜」

「俺もだ…」

大本営から送ってもらったこの辺りのマップを見てつぶやく。いろいろな基地やらに配属されてきたが横須賀辺りには初めて来た。そのため全くこの辺りの地形を知らない。

「取り敢えず道なりに行ってみるか…」

「そうだね〜分からなくなったら誰かに聞けばいいしね〜。はいメット、ガソリン勿体無いから後ろ乗っていいよ〜」

「お前の運転荒いし色々と面倒がおこるから正直嫌なんだが…まぁいいかっしょ」

行く道を決め、大型の軍事バイクに跨がる。先程言ったように李悠は少し運転が荒い。一般道では基本百キロで走りそのスピードでカーブを曲がるし赤信号は思いっきり無視、その上クラクションを鳴らした車はその車の前で止まり運転手を無理矢理引きずり出し殴打した後車を半壊させ立ち去る始末。これで何度警察に追われたか…まぁ、貸出兵であることと大本営の権力のおかげで何とかなってるからいいんだが。

「さ、行くよ〜」

「あんまりスピード出すなyおわ!?」



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「ん?あれって街かな?」

「丁度いい鎌倉市の場所を聞くついでに少し買出しするぞ。煙草とオイルを買い足したい」

「オッケーじゃあ飛ば「これ以上スピードは出すなよ?めんどう事は勘弁だからな」あはは冗談だよ」

鎮守府を出て一時間程少し離れた先に街らしきものが見えてきた。ちょうどオイルライターのオイルと煙草が切れかけているので道を聞くついでに購入するとしよう


「へぇ〜結構大きい街みたいだね〜。凄い未来にありそうなものもチラホラ見えるし〜」

「人間を戦艦と戦える程の兵器に作り変えられるんだこれくらいのことは朝飯前なんだろ」

必要なものを買い終わり、鎌倉市の陸軍基地の情報を得る為街を歩く。辺りを見渡すと李悠の言った通り未来にありそうなものがちらほらと見受けられる。艦娘と言う戦艦とも渡り合える程の兵器を作り上げているんだそんなものがちらほらとあっても別段不思議ではないだろう

「取り敢えず、手当り次第に話を聞いてみるぞ。有力な情報は無線で連絡、情報を頼りにすぐ向かうぞ」

「了解〜それじゃまた後でね〜」

「あぁ。…さて、俺も行くか」

二手に
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