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ソードアート・オンライン‐黒の幻影‐
第2章 夜霧のラプソディ  2022/11
誰かの記憶:微睡を醒ます曙光
[後書き]
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2章冒頭から遠く離れて二回目となる《クーネ》視点、完結編。


ようやくプレイヤーネームを晒したレイ達のリーダーことクーネ。彼女がティルネルと出会うシーンはどうしても書きたかった場面です。ヒヨリ仕込みの《話せば皆友達理論》を引っ提げて、希望を失って死んだ魚の目状態だったクーネを救う感じでした。二人とも口調が似過ぎですな。
そして、遠くキリトさんと行動を共にする黒エルフの女騎士様は与り知らぬ場所にて増加する謁見希望者にどう立ち向かうのか。まあ、触れる気はないので気にしなくても問題ないでしょう。

ところで、SAOにおいては度々ステータスやシステムの仕様を覆す隠しステータス《意志力》なるものが登場します。本編にもちょくちょく出てくるこれですが、実は2章の裏テーマがこれだったりします。GM権限で発動させた麻痺を打ち破ったり、HP0の状態でアバターが消去される前に攻撃したり、ちょっとトンでもない現象を引き起こすものなのですが、これを考えてるときの私でさえ「《生きたい》という意思がこんな軌跡を起こしたんだなー」って程度のイメージです。

設定的なところで説明すると、アバターが消失したプレイヤーのナーヴギアは脳を破壊するためにSAOからオフライン状態となります。しかし、回線切断から脳破壊シークエンスに移行するまでのタイミングで発せられた「リンク・スタート」の合図はナーヴギアがログインと誤認して再度プレイヤーの意識をオンライン環境へ接続しようと試みます。しかし、オンライン接続が成功したもののアバターがないというエラーを引き起こし、やむなくティルネルをアバターとして収まる形で、かなり不安定なログインとなったわけです。アバターは消えてもプレイヤーデータは健在であり、この状態のティルネルはクーネのポップアップ・メニューを操作可能となりますが、その発想はなかったようですね。ともあれ、不安定な状態であることは変わりなかったのでカーディナルに削除修正されそうなところで手鏡を使って………というところまで来た感じでしょうか。当然、登場人物は誰も知らない裏設定です。


話は変わりますが、2章の幕引きは幾つかルートを考えているのですが、少し決めかねています。
脳内でザックリと纏めたルートは以下の通りです。


1、ハッピーエンド
2、それなりのハッピーエンド
3、ある程度のバッドエンド
4、現実は非常である
5、ひどいよ……そんなのあんまりだよ……


4と5なんてありませんよ。自分の中では1か2なのですが、それを決めるのにまた時間が掛かりそうなので、更新はまた遅れそうです。ですが、次で2章完結です。

ずっと前に1~2話で終わらすとか言ってた気もしますけど、やっぱり無理でした/(^o^)\


ということで、また次回よろしくお願いしま
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