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ソードアート・オンライン 〜黒の剣士と神速の剣士〜
SAO:アインクラッド
第17話 剣士の誓い
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bから4名。ソロから1名。ラフコフから15名出ました。
そして、今回の戦闘で精神が不安定になり暫くの間攻略に参加出来なくなった者が1名出ました。
他にも悲報が幾つかあります。1つは幹部のメンバーが捕まっていないことです。今のところは大丈夫だと思いますがその内またメンバーを集めて再興する可能性が高いので引き続き警戒と捜索を続けましょう。
次に信じがたいことですが討伐隊から裏切り者がいたことです」
裏切り者という言葉にその場がざわつく。
無理もない。信じていた仲間の中から裏切り者が出れば誰でも動揺は隠せない。
「ラフコフの1人から情報を聞き出した結果、内通者は2人いることがわかり1人は拘束することが出来ましたがもう1人は死亡していました。
最悪の結果になりましたが何にせよラフコフを討伐できたのは喜ばしいことです。この事に関してはみんなで健闘を称えあいましょう」
拍手が鳴り響く。
「弔いと祝福を兼ねて食事会でもしましょう。そこで死んでいった仲間のことを思う存分に語り合い全員で痛みを分かち合いましょう」
彼方此方から賛同の意見が上がり討伐隊は今から食事会を開くことになった。
血盟騎士団の本部から討伐隊が次々と出て行きレストランへ向かって行く。
キリトは食事会が決まった時点で抜け出していた。
カゲヤは本部から出ると討伐隊のメンバーとは逆の方向へ歩いて行く。
「あれ?カゲヤさん、食事会行かないんですか?」
メンバーの1人がカゲヤに気付き叫ぶ。
カゲヤは振り返りそのプレイヤーに言った。
「すまない。今日は寄らなければならない所があるんだ」
そのプレイヤーは残念そうな顔をして言った。
「そうですか……では、また何処かで会いましょう!」
「あぁ」
カゲヤは手を振ると目的地へ向かった。
カゲヤside
本部を出てから約10分かけて街の一角にある宿屋に来た。
宿屋というよりはホテルに近いが、そこは気にしないでおこう。
俺はホテルの中に入り左にある階段を上る。
2階に上がり奥へと進み、奥の部屋の前で止まる。
部屋があってるかどうか確認してからドアをノックする。
「ちょっと待って」
中から声が聞こえ、少し待つとドアが開いた。
中からアスナが出てきた。
「サキの様子はどうだ?」
「………」
アスナは何も言わず俯く。
表情や行動から察するに状態は変わらないのか……
「アスナは外で待っていてくれ。何かあったらすぐに呼ぶから」
「わかったわ」
俺はアスナをドアの横で待っていてもらい部屋の中へ入る。
短い廊下を進んだ先の部屋のベッドにサキはいた。
左奥の壁際にベッドがあり、目の前には机が
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