ターン34 光の結社とアカデミアー3F−
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い竜巻がドリケラトプスに突き刺さる寸前にぴたりと止まり、華麗な宙返りをしてブラストが鎧田の場に帰ってゆく。その場で、3体の鴉天狗が片膝をついた。
BF−暁のシロッコ 攻2000→守900
BF−漆黒のエルフェン 攻2200→守1200
BF−黒槍のブラスト 攻1700→守800
「助かったドン、丸藤先輩」
「まったく、次はないから気を付けてよね?でも、これでレスキューロイドの借りは返したよ」
「もちろん、わかってるザウルス」
この2人は普段から喧嘩ばかりしているが、その分いざという時の結束力は強い。お互いがお互いを補うことを知っているため、本人たちが認めるかどうかはともかくとしてタッグとなればかなり強力なチームとなるのだ。
「けっ、まあいいさ。あっさり1人減ったところでつまんねーだけだからな。いいぜ、俺はカードを2枚セットして、これでターンエンドだ」
翔 LP4000 手札:3
モンスター:スチームロイド(守)
レスキューロイド(守)
魔法・罠:なし
剣山 LP4000 手札:3
モンスター:暗黒ドリケラトプス(守)
魔法・罠:なし
鎧田 LP4000 手札:2
モンスター:BF−暁のシロッコ(守)
BF−漆黒のエルフェン(守)
BF−黒槍のブラスト(守)
魔法・罠:2(伏せ)
場:アンデットワールド
「僕のターン、ドロー!」
長かった一巡目のターンが終わり、続いて翔の第2ターンが訪れる。カードを引き、フィールドと手札の限られたそれから最善手を導き出す。
「魔法カード、融合を発動!手札のキューキューロイドと場のレスキューロイドで融合召喚、レスキューキューロイド!」
レスキュー車と救急車が混じり合い、赤い車体の消防車型ロイドが赤サイレンを光らせて走ってくる。だがその車体は全体的に錆びついており、よく見るとランプもカバーが割れていた。
レスキューキューロイド 攻2300 機械族→アンデット族
「そんな融合モンスター1体で何ができる!さあ来い、そこのメガネ!」
「やってやる!スチームロイドを攻撃表示にして、まずはレスキューキューロイドで漆黒のエルフェンに攻撃!」
ところどころ破けたホースを伸ばしたレスキューキューロイドが、そこから勢いよく腐った水を放つ。だがその水流は漆黒のエルフェンを押し流す前に、突然上空に現れた竜巻に吸い込まれていった。次いで水を放つホースが、それどころかレスキューキューロイド本体と共にその横にいたスチームロイドの車体までもがその竜巻に巻き上げられていく。
「残念だったな、俺のフィールドにBFモンスターのみが3体以上いて相手がBFに攻撃してきたとき、通常トラップのブラック・ソニ
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