ターン34 光の結社とアカデミアー3F−
[4/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
は当然死者でなければならない。つまりだ、俺たち全員の墓地及びフィールドのモンスターは全てアンデット族になり、さらに種族がアンデット以外のモンスターはアドバンス召喚が行えない。そこの恐竜使い、下級モンスターだけでどう戦う気だ?」
「くっ……恐竜さんは決してあきらめないザウルス!」
「今はゾンビだけどな。さらにご丁寧なことに、さっきお前は手札抹殺をしてくれたよなあ?ありがとうよ、俺の墓地を肥やしてくれてよ!魔法カード、生者の書−禁断の呪術を発動!俺の墓地のアンデット族になったモンスター、暁のシロッコを特殊召喚。そしてそこのメガネ、お前の墓地からサブマリンロイドのカードを除外するぜ。ダイレクトアタッカーはどかすに越したことはないからな」
BF−暁のシロッコ 攻2000 鳥獣族→アンデット族
「さあ、今こそ俺のUF……アンデットフェザーの力を見せてやる!自分フィールドにBFモンスターが存在することで、漆黒のエルフェンはリリースなしで通常召喚できるぜ。さらにエルフェンは場に出た時、相手モンスター1体の表示形式を変更できる。まずは恐竜野郎、お前からだ!そのデカブツには守備表示になってもらう!」
エルフェンが漆黒の翼を振るうと無数のボロボロになった羽が渦を巻き、ドリケラトプスを混乱させる。
BF−漆黒のエルフェン 攻2200 鳥獣族→アンデット族
暗黒ドリケラトプス 攻2400→守1500
「まだだ!自分フィールドにBFが存在するとき、黒槍のブラストは特殊召喚できる!さらにシロッコは俺が選ぶBFモンスター以外の攻撃を放棄することで、場のBF1体に全ての力を集結させる!ブラストに全攻撃力を集中だ!」
BF−黒槍のブラスト 攻1700→5900 鳥獣族→アンデット族
「1ターン目でもうこんな攻撃力……なるほど、清明先輩が負けるはずザウルス」
「だけど、僕らのモンスターは全部守備表示。少なくともこのターンは……」
「甘いぜ!言っただろう、まずは恐竜野郎からだってよ。貫通能力を持つブラストで、ドリケラトプスに攻撃!ブラック・スパイラル!」
全身に黒いオーラを纏わせた鴉天狗のゾンビが、腐りきった肉が取れて骨の一部が見える腕で自分の身長ほどもある大槍を抱えながら空高く舞い上がり、猛烈な勢いで回転しながらドリケラトプスめがけて突っ込んでゆく。
剣山の場に伏せカードはなく、本人も自らの迂闊さを悔いたが、時すでに遅し。圧倒的な質量で迫りくる黒い竜巻のような一撃に思わず剣山が目をつむった時、自分の隣から声がした。
「リバースカードオープン、進入禁止!No Entry!!フィールド上の攻撃表示モンスターを、全て守備表示にする!」
「何!?」
「丸藤先輩!?」
黒
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ