暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第3話 学園の日常、聖女アーシア登場!
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ついている、誰かはいるようだ。
「あ、ここです!良かったぁ」
地図に書かれたメモと照らし合わせながらアーシアは安堵の声を出す、どうやらここで間違いないらしいな。
「本当にありがとうございました、良かったらお茶でも飲んでいきませんか?」
「えっと…」
…何だろう、あの教会から嫌な感じがする…美食屋としての勘がそう俺に伝える。
「わりぃ、実は急ぎの用事があって…」
「そうなんですか?それなのに案内なんて頼んだりして…」
「いや気にすんな、困った時はお互い様だ」
「…イッセーさんは優しい人ですね」
ニコッと微笑むアーシアを見てドキッとした、何か調子狂うな…
「それじゃまたな」
「はい、本当にありがとうございました、イッセーさん」
アーシアはペコリと頭を下げて教会の方に歩いていった。
「………」
『入らなくて正解だったな』
アーシアを見ていた俺にドライグが語りかけてきた。
「どういう事だ…?」
『あの教会から堕天使の気配を感じるからだ』
堕天使…悪魔や天使と並ぶ三大勢力の一角…そいつ等があの教会に…?
「じゃあ待てよ…何故アーシアはそんな所に…?」
『それは分からん、だが一つ言えるのはあのアーシアという娘…唯のシスターではないということだな』
「…アーシア…彼女は一体…」
俺は教会に入っていくアーシアの後姿を見ながらそう呟いた。
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