1期/ケイ編
K17 かないっこない“キミガスキ”
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
んたの人助けをッ!」
「今日はあたしたちがッ!」
だがその声援こそが、弦十郎がベイバロンと呼んだ怪獣に同化したフィーネには琴線に触れたようで。
『姦しい! 黙らせてくれる!』
触手が何本も未来たちへと向けられた。だが。
「――させねえって言ってんだろ」
すばやくケイが未来たちの前に出た。
バキンッ、とケイのプリズムレーザーが変形し、巨大なガンブレードの形を成した。
ケイはガンブレードを袈裟切りに揮った。
刀身から放たれた碧の大斬撃が、触手を全て焼き切った。
「未来!」
「響ぃいいいいいいいいいいッ!!」
大声で呼んだ。ただそれだけ。それだけが、必ず親友に届くと信じていたから。
「ビッキー!」
「響!」
「立花さん!」
重ねられる、彼女を呼ぶ声。立花響を呼び覚ます声。
瞬間、禍々しさが消え、黄金の光柱が響たちから立ち上った。
『その力、何を束ねたッ!?』
「響き合うみんなの歌声がくれた――――シンフォギアでぇえええええええッ!!」
振り下ろされた黄金の光柱は、ベイバロンを上から下へ切り裂いた。
やがてベイバロンを襲う爆発が小規模なものから大規模なものに変わり、ついにベイバロンの全身は爆散した。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ