暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第2話 赤き龍の力 ガララワニを捕獲しろ!
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しく頼むぞ小娘』
私今あの赤龍帝と喋ってるんだよね、グルメ界といい今日は驚いてばかりです……ってちょっと待ってください、先輩が赤龍帝なら悪魔のことも知ってるはずじゃないんでしょうか?
「先輩は私の正体を知ってるんですか?」
「……ああ。知っていた。君が悪魔だってことをドライグに教えてもらったんだ」
「そうですか……」
そっか、先輩は悪魔だって知っていたんだ、そう、私は人間じゃない、リアス部長によって生まれ変わった転生悪魔だ。
「気持ち悪かったですよね、こんな得体の知れない私がいつも先輩のそばに来て……」
「小猫ちゃん、確かに初めて会った時俺は少し警戒した。でも直にそんなこと直に忘れちゃったよ」
「えっ?」
「小猫ちゃんが俺の料理をニコニコしながら美味しそうに食べてるのを見てさ、毒気抜かれちゃったんだ。だからむしろ君が来てくれるのが返って嬉しかった…ってこんな事言わすなよな、照れくさいな」
「先輩……」
先輩は私が悪魔でも構わないんですね、やっぱり先輩は優しいです……
「ほらほら、暗い話はまた後だ、今はガララワニを食おうぜ!」
「……はい!」
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ーーー
ジュー…
「わああ……!」
ガララワニのお肉がこんがりと焼けていく…香ばしい肉の香りでもうお腹ペコペコです。
「それじゃ、全ての食材に感謝をこめて……」
「「頂きます!!」」
私は手づかみでガララワニのお肉を取る、え、行儀が悪い?たまにはいいじゃないですか。
はむ……ん!
「凄い!噛んだ瞬間に蕩けるような甘い脂が口いっぱいに広がった!噛んでも噛んでも肉汁が溢れてきます!」
「すげえジューシィで噛めば噛むほど肉汁が溢れる…まるで肉汁の噴水だぜ!!」
私と先輩は夢中になってガララワニを食べ続けた。
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ーーーーーー
ーーー
「美味しかった、もうお腹いっぱい……」
あれからガララワニのお肉をお腹いっぱい食べました、もう幸せです。
『それでどうだ、これはフルコースに入るのか?』
「いや確かに美味かったが…もうちょっとインパクトが欲しいな」
先輩とドライグが何か話してる、フルコースって何でしょうか?
「先輩、フルコースって何ですか?」
「フルコースって言うのは未知の味を捜し求める美食屋が人生の目標とするメニューのことでオードブル、スープ、魚料理、肉料理、メイン、サラダ、デザート、ドリンクの八つがあるんだ、俺はいつか自分だけのフルコースを完成させたい…それが俺の夢なんだ」
「そうなんですか
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