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波が更に体を痛めつけられ、たまらず悲鳴じみた呻き声が溢れ出た。
「ぎっひぃええええっ……!!??」
肺も胃も空っぽになりそうな叫び。
痛みや衝撃が口から漏れ出るかと思ったがそんな事はなく、押し潰すような激痛だけが暴れ回った。
死ぬ…!
これは死ぬ……!!
ただのパンチ…それも年下の女の子が放ったソレがまるで、攻城兵器をそのまま生身で受けてると思えるような威力で、これが無茶苦茶死ぬほど痛い…!!
意識が飛びそうになり、それでも痛みで引き戻され、破壊力の余波に押し潰される…刹那の内にそれが何度も繰り返された。
だが、それも体と心が限界に達して、意識が堕ちていきそうに………。
あれ…この痛み、前にもどこかで………ぐぉおえっふ―――。
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