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えるかもしれない…多からず少なからず、そういう短絡的な貴族というのはいて、運悪くその類に目を付けられて酷い目にあった事もある。
やばい…まずい…足が小市民的反応を起こして、緊張でガクガクと震え始めた。
「しゃ…釈放なんですよね? この後で、“あれはなしね”、とか言ったりしないですよね?」
「何を言っているんだお前は。 面会する部屋まで案内するぞ、付いてこい」
自分の心中など、兵士さんに知る由もなし。
生きた心地がしないまま、漫然と伯爵の所まで付いて行くしかなかった……。
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