第30話 みんなで勉強会
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
何で俺が3人のめんどうを見なくちゃいけないんだよ………
「そうだ!桐谷とフェリアに………」
「あの二人でしたら更に難解な問題を解いてみると資料を探しに………」
星の説明で俺は希望を失った。
誰かヘルプ!!
「レイ、私達も手伝いますか?」
「えっ!?いいのか?」
「我も十分に勉強できた。もう大丈夫だろう」
ああ………こんな近くに女神がいる。
「ありがとう、二人とも。よろしく頼む」
こうして1対1で教えることになった。
「全く、何度言えば分かるのですか?」
「ご、ごめんなさい…………」
「いつまでも魔法少女でいられないのですよ。いい年なんですから魔法をぶっぱなしてばかりじゃ駄目なんです」
「ぶ、ぶっぱなしてって………で、でも仕事で………」
「最低限勉強を出来た人がいう言葉ですよ。理解できますか?戦闘狂」
「せ、戦闘狂………」
「あなたは学生なんですから勉強に支障が出るなら辞めるべきですよ」
「そ、それは嫌!!」
「だったら死ぬ気でやりなさい」
「は、はい!!」
………星、めっちゃ恐いんだけど。
なのはに何か恨みあるだろ。
「なのはちゃん、御愁傷様やな………」
「星、いつものお前はどこに………」
はやてと夜美も星の変化に戸惑っているみたいだ。
「レイ、優しく教えてね………」
「お前次第だが、星みたいにはしないよ」
ライも俺が星みたいになるのかと不安になっているみたいだ。
「加奈、星っていつもあんななの?」
「いいえ、いつもは落ち着いてる子なんだけど」
フェイトは星の事をまだよく知らないので勘違いしそうだな。
その後も星の拷問はなのはの精神を削っていったのだった………………
「私は恥ずかしくない………私は恥ずかしくない………」
ブツブツと何かを呟いているなのは。
「な、なのは!?」
慌ててなのはに近づくフェイト。
夕方になっていたので勉強会もお開きになったのだが、なのはの様子がおかしかった。
「………何があったのだ?」
「フェリア、世の中には知らなくていいことがあるんだ………」
「何をしてたんだお前ら………」
桐谷の言葉も分かるが、俺はなにも言えない。
星が恐くて………
「大丈夫ですよ。ちゃんとテストも出来る筈です。出来なかったら………」
ニコニコしながらなのはを見る。
「分かってますよね?高町なのは」
「ひぃ!!」
怯えてるんだけど。
「ねぇ、大丈夫でしょ」
「ああ………」
「そうだな………」
なにも言えなくなるフェリアと桐谷。
その後、星はいつも通り
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ