暁 〜小説投稿サイト〜
フェイト・イミテーション ~異世界に集う英雄たち〜
ゼロの使い魔編
第二章 天空の大陸 アルビオン
エピローグ:懺悔
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けどうりの澄んだ声でニコニコと話しかける男。ランサーはそれに対し若干冷めた目で見つつもとりあえずで質問に答えることにした。
「ああいたぜ。トリステインの魔法学院にいやがった。」
「トリステイン、ですか・・・。」
「おお。しかも笑っちまったんだが、そこにはアサシンのヤツもいたんだよ。」
ランサーの愉快そうな報告に、白衣の男は驚いたようだ。
「ほう!よもや騎士と暗殺者が手を組んでいるとは・・・随分変わっているんですね、今回のセイバーは。」
「まあな。けど、中々面白そうなヤツだったぜ。って用件はそれだけか?」
「ええ、今回は主と一緒ではありませんので。ではこれで・・・。」
そう言って、男はさっさと踵を返すと歩いていった。その後ランサーも歩き出したのだが、「あ・・・」と何かに気が付くと、バツが悪そうに頬をポリポリと指で掻いた。
「あ〜そういえば、セイバーとアサシンか組んでることを笑っちまったが、俺もあんま人のこと言えねぇんだったな・・・。」
言いながらランサーは背後を振り返える。
額にルーンを宿した白衣の男
(
・・・・・・・・・・・・・
)
の姿が、ゆっくりと掻き消えていくところだった。
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