二十五章
最後の大戦(7)
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「余らも助太刀するぞ!」
「はっ!」
「行くですよ歌夜!」
「うん!」
そう言って森親子に歌夜と綾那、そして一葉と幽が攻撃をしていた。黒神眷属は静粛に様子見をしていたが、残った鬼はこのバカデカい鬼だけなので人間の力がどれ程なのかを見ていた。奥方衆筆頭である愛紗・華琳・雪蓮も、戦闘に加わりたいが今は八大夜叉大将も神召喚によって召喚された神仏や魔族も、今は様子見となった。
「これでどうだです・・・・っ!」
「あ・・・・」
「何でですーっ!?あれだけ沢山斬ったのに、もう傷が治る何てズルいですー!」
「むぅ・・・・これは厄介ですな」
「斬り捨てても斬り捨てても死なんとは、まるで夜叉か黒神の者も似たような感じじゃ」
『あの巨大鬼は、すぐに回復してしまう程な力を持っているという事だ。全夜叉達はそれぞれ配置につけ!聖なる攻撃により、巨大鬼を制裁してくれる』
夜叉達はそれぞれ配置についてから、神仏の力によって魔法陣攻撃により少しずつ悪を滅していた。だがそれだと間に合わないのか、松葉が言った。
「御大将」
「ええ、帝釈!毘沙門!ここにいる夜叉達の力を受け取ってから、もう一度よ!三昧耶曼荼羅!・・・・これでどう!」
再び護法五神によるお家流を放つ美空だったが、先程よりもパワーも違う事に驚いた美空自身であった。何しろここには、人間を辞めた夜叉の神聖な力が美空を媒介してから集まってきた力なのだ。なのに強力版となった三昧耶曼荼羅でも倒せない敵が目の前にいた。
「そんな・・・・神仏の力が通用しない何て・・・・」
「アイツ、体内にいくつ命を持ってるのよ・・・・!?」
「命とはどういう事じゃ?」
「手応えよ。夜叉達のお陰で先程よりも強力な三昧耶曼荼羅で浄化した時、一万に近い命が御霊となって成仏していく手応えがあったの」
「恐らく、鬼と化した洛中の民達を合体させたものなのでしょうな。・・・・非道な」
「まだだ!俺達黒鮫隊が諦めるという辞書には載っていないんだよ!地上部隊は引き続き銃器で攻撃を、IS部隊は主にチャージ後に攻撃を頼む!奥方衆とヴァーリ様達も攻撃をお願い致します」
『了解!/お任せを!』
黒神眷属は黒鮫隊と八咫烏隊にも指示を飛ばして、アサルトライフルで弱点があるかどうかを確認しながら撃ち続ける。IS部隊はビームサーベルで斬り捨てていくが、すぐに再生されてしまう程の力を持っている。ヴァーリチームと英雄チームも攻撃をするが、力を温存させるために最小限の力で攻撃をしていた。
「お姉ちゃん、あの鬼の眉間、狙撃出来るー?」
「・・・・(コクッ)」
「なら黒鮫隊の者達もズバーンッとやっちゃっ
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