暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico34別れ〜John Doe〜
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んの「アクセルシューター!」計30発近い射撃魔法がハート2を包囲。それすらも小さなシールドで完全防御。
「
拳打強化
(
フェアシュテルケン!
)
・・・、うらぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
ルミナちゃんがみんなの射砲撃の集中砲火の中に交じってハート2へ突っ込んで行った。大小さまざまなシールドが集中砲火を防いで、ルミナちゃんにもシールドを展開、そして押し返ために射出。
「シュトゥースヴェレ!!」
ルミナちゃんが射出されてきたシールドを殴った。確か今の魔法は、あらゆる防御魔法を貫通する衝撃波を相手に打ち込むっていう・・・。ルミナちゃんは「うげ!」シールドに押し返されてしまったけど、ハート2も「っ!?」大きく前のめりになった。私やみんなは「効いた・・・!?」光明が見えたって思った。
――シヌイ――
ハート2の姿が変わるのを見た。白亜色で美術品のような体が、私が知ってる薄紫色の肌、人としての体(男の人の大事な部分からすぐに目を背ける)に戻った。パラパラと書物のページが勢いよく捲れて、あるページで止まった。
――イェリダー・マルアフ・ピュリキエル――
その直後、空から光の柱が砲撃みたいに勢いよく振って来てハート2を呑み込んだ。アリサちゃん達が「また天使化する!」って身構えた。ビリビリと肌に感じる強烈な神秘の波動。膝が震える。そして・・・
――シェニシャルへヴェット――
足元から突き上げるかのような大きな揺れが起きてフラついたところで、「っ!?」光の柱を中心に大きな亀裂が四方八方に伸びた。すぐ側を過ぎた亀裂の中を見る。深い。底が見えないほどに。と、「明かり・・・?」亀裂の底に明るい何かが生まれた。
「っ!! みんな、亀裂から離れて!!」
そう警告しながら私は亀裂から急いで離れた。その直後、全ての亀裂から3m近い炎の壁が噴き上がった。その熱波と衝撃波によって私は吹き飛ばされて、地面をゴロゴロ転がる。転がり途中に両手を地面に突いて跳ね起きる。周囲にみんなの姿は無くて、「分散させられた・・・!?」一番起きてほしくない状況に追い込まれたことに気付いた。
†††Sideすずか⇒ヴィータ†††
トンデモねぇ奴が現れてくれやがったもんだ。あたしは装甲に覆われた大型の虎型精霊ジリェーゾと一緒に、リンドヴルムの狙いであるジョン、いんや、本名はケリオンだったな。とにかくケリオンを連れて逃走中。避難誘導がここまで届いてるのか、人の姿は無ぇ。その分、逃げやすいから助かるけどな。
(本来ならはやての側に居るべき騎士だっつうのにな)
だけどしょうがない気もすんだよな。ベルカ式には遠距離系魔法はほとんどない。ハート2のような怪力で防衛力が高い相手に近接戦はかなり危険な行為だ。だからあたしが、こうしてハート2やシュヴァリ
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