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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico34別れ〜John Doe〜
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は、ジョンで良い! ジョンが良い! すずかとこれからも一緒に居たいんだ! ケリオンなんて知らない! 僕はジョンだ! 今の時間が大好きなんだ! だから・・・!」

「ケリ・・・ジョン君・・・、ジョン君!」

すずかが立ち上った。もう立つこともしんどいって感じなのに。すずかだけじゃない。はやてやなのは達も「ジョン君を・・・返せ」って立ち上ってく。あたしは「レーゼフェアァァァァーーーーッ!」アイツの脅しを撥ね退けて、「アイゼン、ギガントフォルム!」変形させての・・・

「ギガントハンマァァァァーーーーーーッ!」

振り向きざま、遠心力を上乗せしたギガントフォルムの“アイゼン”により一撃をレーゼフェアに打ち込んでやった。ドガン!と派手な轟音と衝撃があたしに返って来た。

「うおおおおおらああああああああああッ!」

少し間拮抗したけど、負けじと振り抜いてやった。弾き飛ばされたレーゼフェアは「やるじゃんか!」って嬉しそうに笑った。と、そんなアイツへとはやて達の射砲撃に集中砲火が襲って、起きたトンデモねぇ魔力爆発にアイツは呑まれた。

「すずかぁぁぁーーー!」

ケリオンがすずかに向かって駆け寄って、すずかも迎え入れるように両腕を広げたその瞬間、「馬鹿だなぁ。あんな程度で僕をどうにか出来るとでも思った?」レーゼフェアがケリオンの影からにゅっと現れて、「ぅあ・・・!」羽交い絞めにした。

「はーい。今までお世話になったみんなにお別れの挨拶をね〜」

「ぅぐ・・・い、いや、・・・だ・・・!」

「「レーゼフェアさん!」」「レーゼフェア!」

「なのは、すずか、アリサ。悪いね。これが、僕の役目なんだよ」

――影渡り(シュルプリーズ)――

影に中に入り込んでくレーゼフェアと、「すずかぁぁぁーーー!」ケリオン。攻撃を仕掛けようにも非殺傷設定なんてもんがねぇ魔術になってる今のあたしらの魔法がケリオンに当たったら確実に死ぬ。

「いや・・・だぁぁぁぁぁーーーーーッ!」

「お? 来た、来た♪ いいよ、そのまま自分を解放しなよ!」

――此処に開門せり(ゲート・オープン)――

ケリオンから発せられる真っ白な光に「っく・・・!」目を細めた上で空いてる手でひさしを作る。光の中で薄らと見えるのはケリオンから離れてるレーゼフェアと、「黄金の・・・扉・・・?」みてぇなもんが見える。

「見せてあげなよ、君の正体をさ! 果て無き闇あるところに限り無き光あり。二天の狭間で生まれるは永劫の影。我は影の王、闇の支配者、光の仇敵。世は何時しか闇に堕ち影に覆われ光は露と消ゆ」

――闇色に染めたる影国(ブロキュス・ブルビエガレ)――

光が闇に呑まれたことでハッキリと見えることになった。あたしらの前にはレーゼフェ
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