006話
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!」
せめて安定だけでもさせようと必死に絨毯を持ち上げるジーク、そしてそのままカーペットは地面に激突した。
「いっててててて………ジ、ジーク大丈夫かぁ!?」
「すっごい勢いで激突したっすよ!?」
「いや大丈夫だ」
「キャインッ!?」
「び、びっくりしたッ!!?」
ぬっと擬音が付きそうなぐらいぬるりとカーペットの下から這い出てくるジーク、その身体には文字通り傷一つ付いていない。
「ジーくん大丈夫〜って皆周り周り!!」
ドロシーに言われて周囲を警戒すると周りには多くの人影が岩陰から現れた、マフラーなどで顔を隠し此方を狙っている男達の視線。ジークは剣をとり警戒する。そして一人の金髪の男が歩み寄ってくる。
「君らチェスの駒やろ?地獄行きや」
「これは、厄介な事になりそうだ……」
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