Another79 オラオラッシュ
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しばらくして、テントモンから向こうに街があると聞かされ、太一達を乗せて飛ぶカブテリモンの背から、都市のエリアが一望出来た。
その街並みはアメリカ、イタリア、フランス…で見たことがある場所と、滅茶苦茶に出来ている。
洋館を見つけて降り、寝室にヒカリを寝かせた。
太一「なあ、あの風邪薬もうないのか?」
ユーノ「ありませんが、あの薬は効力が強いので、後は水分を摂って寝ていれば大丈夫ですよ。」
太一「そうか…でも念の為、風邪薬を探してくる」
大輔「分かりました。ヒカリちゃんは俺が看病してますよ」
なのは「私、お粥作ってくるね大輔さん」
ユーノ「なのは、水分も必要だろうから水の用意も」
なのはとユーノはキッチンに向かう。
大輔「……………」
ヒカリ「ごめんなさい…迷惑かけて……」
大輔「ああ、そうだな。ヒカリちゃんが風邪だって言わないから、ここまで悪化した挙げ句、ここで足止めを喰らっちまった。凄い迷惑だ」
空「ちょ、ちょっと大輔君!!?」
てっきりフォローしてくれると思った大輔からのまさかの暴言に空は焦るが、アインスは首を振る。
大輔「ヒカリちゃん。地球が危ないから休んでなんかいられないっていうヒカリちゃんの気持ちは分かる。でもな、頑張るのと無茶は別だ。俺達は弱った仲間を支えながら戦えないくらい弱くなんかないつもりだよ」
ヒカリ「…………」
大輔「迷惑をかけたくないなら、次からは体調が悪ければすぐに言うように。弱った仲間を助けられないような軟弱者にはなりたくないからな」
ヒカリ「うん……」
なのは「ヒカリちゃん。卵粥だけど食べられる?少しでも栄養つけて風邪を治さないとね」
ヒカリ「……うん、頂きます」
起き上がろうとするヒカリをアインスが支え、なのはから卵粥を受け取ると、ヒカリに食べさせてやる。
しばらくすると、卵粥を食べ終えたヒカリをベッドに横にさせて、なのはは食器を片付けに行こうとした時である。
ズドオオオオオン!!
爆音が鳴り響いたのは。
空「な、何?」
ユーノ「まさか……敵?」
ブイモン[俺が見てくるよ]
ブイモンが洋館の寝室から飛び出していく。
ブイモン[……こいつらは]
メカノリモ
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