序章2 ユン・ガソルの王
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は?」
と、思ったのだが戻ってきた。と言うか、この人は名前も知らない相手を欲しいと思ったのか。いろんな意味で器の違う王に苦笑が漏れた。
「我が名はユイン・シルヴェスト。お好きなようにお呼びください」
「おう、これからよろしく頼むぞ、ユイン」
名乗ると、はっはっは。と、楽しそうに笑いながら、去って行った。まったく、仕えがいのある主だ。そうしみじみと思った。だが同時に、いまだかつて相対した事の無かった器を前に、柄にもなく気分が高揚しているのも感じた。
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