第29話 神崎大悟VS加藤桐谷、イケメンバトル
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
じゃねぇか!!
「頼む、この通りや!!」
今更頭下げても………
「「いいわけないでしょうが!!」」
二人から拳骨をもらうはやて。
相棒………
あの後、賄賂でなんとか協力してもらいました………
「へぇ、面白いことやっているじゃない」
今、俺が話しているのは生徒会長の水無月楓先輩だ。カチューシャを着け、足まで届きそうな黒いロングヘアーが特徴の女性だ。
3年生に聞いているときに興味を持たれ話していた。
「やっぱ先輩もこの2人を?」
「ええ、やっぱり3年でも人気が高いわよ。…………ねぇ零治君?」
「はい?」
「私も協力してもいいかしら?」
「……………いいんですか?俺的にはありがたい申し出なんですけど、先輩3年ですし………」
「こんな面白そうなこと、やらなきゃダメでしょ!!その日の昼休み、結果発表は体育館でやりましょ。この結果を全校生徒にも聞けるように放送を流して…………」
俺はこの後、水無月先輩と3日後について話し合った………
当日………………
「どうしてこうなった………」
いつの間にか話が大きくなっていたらしく、二日目にはポスターまであった。
何故か生徒会公認になっていたし、会場が体育館になっていた。
「フフフ、今日は眠れたかい?加藤君」
「ああ、たっぷりと」
皮肉のつもりだろうが、俺にとってはこんなことどうでもいい。
今、俺たちは体育館のステージの上に立っている。
ステージ下には暇を持て余した生徒が大多数。
零治、覚えてろよ…………
『さぁ始まりました!!緊急企画!!神崎大悟vs加藤桐谷どっちの方が人気があるでしょうかイケメン対決〜!!進行は2−A有栖零治と………』
『2−Aの八神はやてでお送りします!!』
あの二人………
『さぁてはやてさん、この二人の人気、本当に凄いですよね』
『そうですね。特に加藤君なんてまだ転校してきたばかりなのにほとんどの人が知っていました。流石イケメン』
『本当にどっちが勝つか分からない戦いです。果たして勝利し、聖祥1のイケメンの栄光を手にするのはどちらか!?…………それでは早速参りましょう、はやてさん』
『はい、了解しました。まずは一年生』
そうはやてが言うと、後ろからスクリーンが下りてきた。
『結果は…………………こうなりました!!』
ダダンッと効果音が鳴り響き、結果が映し出された。
神崎大悟 加藤桐谷
58 45
『おおーっと!?一年生から人気があったのは神崎大悟だぁー!!』
「よっしゃぁああああああ!!」
かなり大きいガッツポーズする神崎。
そんなに嬉しいか。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ