第三十一話 菊池中尉!金魚すくいはスポーツだ!!その五
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「つまりオウムに犠牲になった人達のことは一切考えない」
「そう平気で言う奴もいますからね」
「そもそもオウムってクーデター起こして自分達が権力者になろうとしてたんですが」
「そういうことも考えない奴でしたね」
「それは馬鹿だ」
悪田部も言い切った。
「どうしようもない位にな」
「で、その店員がいた店ですけれど」
「もうないんですよね」
「開店して数年で潰れて」
「もう親会社もないですから」
親会社単位で倒産してしまった、店は親会社倒産前に閉店していたが。
「何かあれですね」
「作者も閉店したのを見て後で思ったらしいですね」
「そんな馬鹿な店員雇ってるとって」
「潰れるんだなって」
「馬鹿を雇う奴は馬鹿だ」
悪田部はこうも言った。
「人は自分より上のレベルの人間は理解出来ない」
「それでそんな馬鹿を雇ってんですか」
「それで潰れた」
「何ていうか怖い話ですね」
「現実にあったことですけれど」
「そうだな、しかし日本にはこうした奴もいる」
オウムや北朝鮮の様な組織、国家を擁護する者達がだ。
「馬鹿もいればだ」
「そうした組織と結託してる奴もですね」
「オウムは馬鹿が擁護していましたね」
「その教理だのを全く理解していない奴が」
その行動もだ、その擁護者の中に『戦後最大の思想家』と呼ばれた吉本隆明もいたこの『偉大な』思想家はこの教団の教祖を最も浄土に近い人ではとさえ言っていた、これが戦後日本における『最大の思想家』とやらである。
「いや、オウムなんてあれですけれど」
「どっからどう見てもおかしいですけれど」
「胡散臭いことこの上なくて」
「テロやるカルト」
「それにしか普通の人は見えないですけれど」
「それでも擁護する奴いましたね」
「そして北朝鮮は結託していた」
この作品の中ではもうない国だ。
「金を貰っていた者もいるとかいないとか」
「みたいですね」
「色々嫌な噂もありますね」
「どっかの政党や出版社、新聞社」
「団体とか」
関係が噂されている組織は多かった、尚この作品ではその関係と他の悪事が白日の下に晒されこうした組織の関係者は全員日帝衆に死刑を含む処罰が為されている。
「いや、戦後日本って凄いですね」
「俺達がそんな目に遭っても擁護する奴がいたりしますか」
「そうだ」
まさにそれが戦後日本だったとだ、悪田部は言い切った。
「若し私が反権力だったり赤旗でも振っていればな」
「それで擁護者が出ますか」
「いや、凄い時代だったんですね」
「無茶苦茶じゃないですか」
「凄い連中が一杯いたんですね」
「強姦魔の集団が『平和勢力』の軍隊だったのだ」
ソ連軍のことだ、詳しいことはベルリンや満州のことでも勉強するといい。この国の軍隊は戦後日本の左翼
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