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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第4章
停止教室のヴァンパイア
第95話 二天龍、激突!
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反する二つの融合と言う現象は木場の聖魔剣と言う前例があり、イッセーはそれと同様に二天龍の相反する力を融合させようと考えたのだろう。
『……無謀な事を。我らは相反する存在。それは自殺行為だ…』
『アルビオンよ、俺はこの宿主と出会って、一つ学んだ事がある。バカを貫き通せば不可能を可能にするとな!』
「……バカで結構…!どうせ才能で勝てないのなら、バカを貫き通してやるさ!俺の想いに答えやがれェェッ!!」
『Vanishing Dragon Power is taken!!』
その音声が鳴り響くと同時にイッセーの右腕の篭手が白い物に変わった!
「ヘッ、白龍皇の篭手(ディバイディング・ギア)ってところか!」
『……ありえん…!?こんな事はありえない!?』
『おぉ、おお、あのアルビオンがビックリ仰天してるぜ!』
そりゃ、長年の宿敵が自身の力を取り込んだとあっては驚きもするだろう。
『つっても、ありゃ、確実に寿命は縮めたな。まあ、少なくとも、お前が天寿迎えるぐらいの余裕は普通にあるだろうけどな』
悪魔は一万年も生きるらしいからな。
「ハハハハ!」
目の前の光景を見て、ヴァーリは心底楽しそうに笑う。
「面白い!なら、俺も本気を出そう!」
ヴァーリはその場から飛び上がり、翼を拡げる。
『Half Dimension!』
その音声が鳴り、奴が校舎に向けて手をかざすと校舎が半分、また半分とどんどん縮小されていく!
あれは、空間に半減の力を干渉させてるのか!?
「……流石は神滅具(ロンギヌス)と言うべきか…?まともじゃないな…」
「まともじゃねえのさ。ドラゴンを宿す様な奴はどこかな」
姉貴の呟きに答えながら、アザゼルが降りてくる。
「物は試しだ。もう一方のまともじゃねえ所突いてみるかぁ?」
こいつ、何をする気だ…?
「おい、赤龍帝、兵藤一誠!」
「ッ、何だよ?」
「お前にも分かり易く説明してやる。あの能力は周囲の物を半分にしている」
「半分…?」
半分……まさか…!
「つまりだぁ、リアス・グレモリーのバストも半分になっちまうぞぉ?」
……やっぱりか…。
……だとすると、この後の展開は…。
「ふっざけんなァァァァァァァッ!!!!」
『Boost!』
……やっぱりこうなるか…。
「俺の部長のおっぱいを半分にするだとォッ!!」
「……何…?」
謂れの無い激情をぶつけられて、ヴァーリは困惑していた。
「許さない!」
『Boost!』
「テメェだけは!」
『Boost!』
「許さない!ヴァーリィィィィィィィッ!!!!」
『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoos
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