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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第4章
停止教室のヴァンパイア
第95話 二天龍、激突!
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無視した量の力を吸収、そして過剰に力を放出して暴走を始めた!
『機能がオーバードライブする!?一度体勢を立て直せ!』
だが、イッセーはヴァーリを逃さない!
「龍殺し(ドラゴン・スレイヤー)の力、食らいやがれッ!!」
龍殺し(ドラゴン・スレイヤー)の波動が溢れ出る拳がヴァーリに叩き込まれ、奴の鎧を翼を残して木端微塵に砕かれた!
「グフッ……ハハハ、俺の神器(セイクリッド・ギア)を吹っ飛ばした…!」
血を吐きながらも、奴は喜々としていた。
「やればできるじゃないか!それでこそ、俺のライバル!」
『ッ!?』
奴が立ち上がった瞬間、砕かれた鎧が一瞬にして修復された!
「マジかよ!?」
『所有者を戦闘不能にするまでは終わらんさ。それが俺達の戦いだ。そろそろ腕輪の効力も限界が来ている』
「……また俺の実力不足って事かよ…!」
『制限時間付きでは話にならん。逃げないと死ぬぞ?』
「部長達を置いて逃げられるか!」
ふと、イッセーの視線が足下に向けられる。
そこにはヴァーリの鎧の宝玉が落ちていた。
時間が経てば自然消滅するなんてことの無いそれをイッセーは拾い上げる。
「……ドライグ、神器(セイクリッド・ギア)は想いに応えて進化するんだよな?」
『面白い!だが、死ぬ覚悟があるのか、相棒?』
おい、お前何をする気だ!?
なんとなく、イッセーがやろうとしている事を察した!
「……イッセー…兄…?」
千秋も何かを察したのか、不安の眼差しをイッセーに向けていた。
「……死ぬのは勘弁だ。俺はまだ部長の処女をもらってない。千秋にも絶対に死なないって約束したしな。でも、痛てぇのら我慢してやる!」
『ハッハッハッハ!良い覚悟だ!ならば、俺も覚悟を決めよう!我は力の塊と称された赤き龍の帝王!お互い生きて超えてみせるぞ、相棒…否、兵藤一誠ッ!!』
「おうッ!!」
何かを覚悟した様子のイッセーとドライグ。
「今更、何をする気だ?」
そんな二人のやり取りに訝しむヴァーリ。
「白い龍(バニシング・ドラゴン)ヴァーリ、貰うぜ!お前の力ァァッ!!」
そう叫び、手に持つ宝玉を右腕の篭手の宝玉にねじ込んだ!?
「あぁっ、あああぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?!?」
その瞬間、右手の宝玉が激しく輝き出し、イッセーは激しい苦悶の叫びをあげる!
「イッセーッ!?」
「イッセー兄ッ!?」
「痛てぇ!?痛てぇっ痛てぇっ!?これに比べたら、光の槍のダメージなんてっ!?」
「……俺の力を取り込むつもりか?」
そう、イッセーがやろうとしているのは白龍皇の力を取り込む事。
そして、その様な行動をしようとする考えに至ったのは。
「木場は不可能とされた聖と魔の融合を果たした!なら俺はお前の消失の力、俺の神器(セイクリッド・ギア)に移植してやるッ!!」
そう、相
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