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M?R - メルヘヴン - 竜殺しの騎士
005話
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に遠距離の2か……頭の悪そうな餓鬼だからもっと滅茶苦茶な想像をするかと思ったが、真面目に戦うつもりで滅茶苦茶な事考えやがったな」
「あいつは結構やる奴だぞギンタh「ジィィィィィィイイイイイイイいくぅぅぅぅううううううううううううんんんんんんん!!!!!!!!!」こ、この声は………」

ゆっくりと背後を見ると歓喜の感情に瞳と顔を染めながら、大粒の喜びの涙を流しながら飛び上がりこちらに向かってくるドロシーの姿があった。

「ドロシー!」
「会いたかったよぉおおおおおおおおお!!!」
「俺もってどわぁああああ!!!??」

そのまま押し倒すかのごとくジークに抱きついたドロシーはそのまま強くジークに抱きつき胸を強く押し付けながらジークの頬、額、首筋などに次々にキスを落としていく。本当は唇にしたいのだろうがジークが激しく動きドロシーを引き剥がそうとしているので上手く行かないようだ。

「ちょや、止めろドロシー!!」
「チュチュチュチュ〜♪逃げないで〜もっとしよ〜よ〜!!」
「わ、解ったから離してくれ!!今そこにチェスの駒居るんだから場を弁えてって鎧を剥がそうとするな流石にそれはアウトだ馬鹿止めろ!!!」
「だって半年に感じるジーくんの体温に声に鼓動、全てが愛おしいんだも〜ん♪もっと感じあおうよ〜!!」
「や、やるならあ、後で!!し、しっかり時間取るから止めてくれぇええ!!!」

「うううううう………ジークさん、羨ましすぎっす……なんでおいらは少しも優しい言葉も掛けて貰えないんだ……猿だからか………」
「ジャックゥ!久しぶり!!!元気そうで何よりだぜ!!」
「ううううう………ギンタの優しさの言葉が心にしみるっす……」

目から血涙を流すが如く悔しがるジャック、まあ彼は半年間ドロシーのジークに対する愛の言葉を知覚で聞き続けたので辛かったという気持ちは酷く理解出来る。がジャックは敵が居ると解ると直ぐに気持ちを切り替えた、何故かと問われれば仮面の敵が自分を見ているからだ。魔力が一番低いから自分を狙ったと思ったのだろう。

「ふん、八つ当たりじゃないけどお前にはおいらは倒されないっすよ!!」

手に持ったARMのスコップを地面に突き刺しARMに魔力を浸透させる、するとスコップの柄に嵌めこまれたマジックストーンが輝きだした。

「アァアアス!ウェイヴッ!!!」

スコップを通して魔力が地面に送られそれは強力な衝撃波になり地面を伝い仮面の敵を吹き飛ばした、その後は酷く荒れた地面が続き威力が伺える。

「おおっやるなジャック」
「どうすっかジークさん、おいらもこれからは戦力になるっすよ!!!」

この後、敵、イアンが負傷した仲間(ギド)を治療するためにホーリーARM"癒しの天使"を渡す取引を提案しギンタが了承。

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