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仮面ライダーゲイム
第1話 仮面ライダーという存在
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エグゼドライブボタンを押すのよ。』

「これか!」

俺はベルトに付いたボタンを押した。でも・・・

《ブッブー》

ゲームで使用出来ないコマンドを打ち込んだ時のような音が鳴るだけで何も起きなかった。

「おい、ネプテューヌ!これどう言う事だ!?」

『まだゲージが溜まってないからよ。』

「ゲージ?」

『左腕のブレスレットを見てちょうだい。』

ネプテューヌの言う通り、左腕のブレスレットを見ると、そこには4段階のゲージが付いていて、今は1段階目の1/4まで溜まっていた。

『敵に攻撃すれば溜まるわ。特に、ラッシュ攻撃はよく溜まるわ。』

「何か、ゲームみたいだな。」

【隙だらけだ!!】

俺達が会話していると、怪人が双剣を持って突っ込んで来た。だが、その顔面に光弾が直撃した。

「何をしている!敵は目の前だぞ!!」

振り向くと、杖を構えた先輩が叫んでいた。

「すみません!それと、援護ありがとうございます!!」

俺は先輩に礼を言うと怪人をネプセイガーで斬りつけた。

【ぐあっ!?】

「まだまだあ!!」

俺は連続で怪人を斬りつけた。

【調子に、乗るな!このモブが!!】

すると、怪人は右手の剣を振り下ろして来た。だが、俺の左腕が勝手に動いてハードシューターの銃身でそれを受け止める。

「これは!?」

『レインカネーターに対抗する力を持っているとはいえ、あなたは戦いの素人よ。サポートは任せなさい。』

「助かる!」

俺は左腕を振るって剣を弾くと、再びラッシュを叩き込んだ。やがて、ゲージが1つ溜まる。

『もう大丈夫よ。』

「よっしゃ!」

俺は怪人を突き飛ばして距離をとるとエグゼドライブボタンを押した。

『さあ、ネプテューンブレイクで決めるわよ!』

「おう!!」

俺は背中に戦闘機のような翼を広げると、怪人の周りを高速移動しながら何度も斬りつける。その間に俺も怪人もどんどん上昇して行く。そして、ある程度上昇した所で離れて着地した。それにより、怪人は落下を始める。

「まだ終わりじゃないぞ!!」

俺はネプセイガーをクルリと1回転させて持ち直すと、飛び上がって怪人を下から切り上げた。それにより再び怪人は上昇して行く。俺はそれを追い越すと、上からライダーキックを怪人に叩き込んだ。

【ぐああああああああああ!!】

怪人が叫ぶ中、俺はそのまま怪人を地面に叩きつける。

【馬鹿な、この俺が・・・怪人系最強オリ主がモブの変身する仮面ライダーなんかにいいいいいい!!!】

最期にそう意味の分からない事を叫ぶと、大爆発を起こした。

「兄さん!」

すると、海里が俺に駆け寄って来た。


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