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仮面ライダーゲイム
第1話 仮面ライダーという存在
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源マークの浮かんでいる紫色のクリスタルを出した。

【まあいい。貴様ら纏めて消してやる!!】

すると、怪人は槍を捨てると両手に淡い光を宿して突っ込んで来た。

「行くぞ!変身!!」

俺はお約束の掛け声と共にクリスタルをベルトに差し込んだ。


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「行くぞ!変身!!」

兄さんは掛け声と共にクリスタルをベルトに差し込んだ。

『カツモクセヨ!!』

すると、ベルトから音声が流れて兄さんの身体はスーツで覆われる。
所々に戦闘機を思わせる意匠のある紫色のラインの入った黒いボディ。頭部には紫色の触覚のようにも見える角が生え、水色の複眼が輝いていた。

【何!?仮面ライダーだと!?】

「そう言う事だ。仮面ライダーの力、見せてやるぜ。」

驚愕する怪人に対して兄さんはそう言うと、先程までネプテューヌさんが使っていたのと同じ刀を構えた。


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刀を構えた俺はふとある事が気になってネプテューヌに聞いた。

「なあ、この刀と腰に収まってる銃って何て名前なんだ?」

『ネプセイガーとハードシューターよ。』

すると、変身後の声と口調で答えた。俺が変身しても性格変わるのか?でも、今はそれより・・・

「ネプ“セイガー”?普通そこはネプ“セイバー”じゃないのか?」

『それは“聖なる牙”って意味の“聖牙”から来てるんだ。』

「なるほど。」

【貴様!何だその姿は!?】

「何って、決まってるだろ。怪人(お前)を倒すヒーローだ!!」

【ほざけ!!】

怪人は白黒の双剣を構えて突撃して来る。そして、間合いに入った所で左右同時に振り下ろして来た。俺はそれをネプセイガーで受け止め、振るう事で弾き飛ばす。

【ぐあっ!?パワーが上がっているだと!?】

「食らえ!!」

俺は左手でハードシューターを抜くと、銃口を怪人に向けて引き金を引いた。怪人は直撃を受けて火花を散らす。

「凄いな。銃なんか扱った事無いのに当たるぞ。」

『当たり前よ。照準調整は私がしているのだもの。』

「それは助かるな。」

【くそお、よくも・・・】

すると、怪人は武器を双剣から弓に変えた。そして、ドリルのように刀身の捩れた剣を矢のようにつがえようとする。

「させるか!!」

俺はハードシューターの弾丸で弓を破壊した。やっておいて何だが、あんな細いのに当てられるなんて、凄いなネプテューヌは。

「そろそろ決めるぜ、ネプテューヌ。必殺技はどうやったら出せるんだ?」

『ベルトにある
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