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仮面ライダーゲイム
第1話 仮面ライダーという存在
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ヌさん!!」

【あれ?おかしいな。対神宝具のこれなら貫けると思ったんだが。まさかネプテューヌの姿をしているだけで女神じゃないのか?】

俺と海里が叫ぶ中、怪人は何かブツブツ言った後、俺たちの方に向き直った。

【まあ、あれならきっともう戦闘不能だ。】

「このっ!!」

すると、車から降りた先輩が何処からか機械的なデザインの杖を取り出した。そして、それと車のビーム砲から怪人に向けてビームを発射する。

【熾天覆う七つの円環(ローアイアス)!】

だが、二つのビームは怪人が展開した花弁のような形のシールドに防がれてしまった。

「1枚も砕けないか。傷付くな。」

【はっ、当たり前だろうが。熾天覆う七つの円環(ローアイアス)を破りたいのなら、宝具を用意する事だな。】

ポツリと呟く先輩に怪人はそう答えて再び歩き出す。だが、奴の前に小さな影が立ちはだかった。

「皆はやらせないよ!!」

それは、ネプテューヌだった。

【まだ動けたのか?邪魔だ!!】

「あいたー!!」

しかし、あっさり槍で俺達の所まで吹き飛ばされる。

「ネプテューヌ!大丈夫か!?」

「ははっ、何とかね。でも、もっかい変身するのはきついかな?」

そう言いながらもネプテューヌは立ち上がった。

「無理をするな!休んでいろ!!」

「そうは言っても、レインカネーターから人々を守るのが私の役目だからね。」

先輩が止めようとするが、それでもネプテューヌは怪人に立ち向かうべく歩き出す。
何をやっているんだ俺は!モトはベルトとはいえ、女の子が一生懸命戦おうとしているのに見てるだけなんて!!
何より、相手は弟の友達を消した奴なんだぞ!!

「おい、ネプテューヌ。今の状態でベルトになれるか?」

「へ?うん、なれるよ。」

「それで、俺が変身しても大丈夫か?」

「うん。私のダメージが変身後引き継がれる事は無いし、エネルギーの別だから大丈夫だよ。」

「わかった。じゃあ、ベルトになってくれ。後は俺が戦う!」

「あれ?急にどうしたの?」

「ベルトとはいえ、女の子に守られてるだけの自分が恥ずかしくなった。それと、海里の友達を消したあいつが赦せない。ただそれだけだ!」

「なるほど。嘘はついてないみたいだね。なら、合格!!」

そう言うとネプテューヌはベルトになり、俺の腰に巻き付いた。

【何だと!?】

それを見た怪人が驚いた様子で叫んだ。

『さあ、変身して戦うよ!!』

「変身って、どうやるんだ?」

『そのメモリークリスタルを私、ゲイムドライバーに差し込んで!紫色のやつだよ!!』

腰のベルト、ゲイムドライバーがそう言う。俺は腰のホルダーから中央に電
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