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仮面ライダーゲイム
第1話 仮面ライダーという存在
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面ライダー電王に出て来る良太郎みたいな・・・」

「それに近い物だ。野上良太郎が歴史の改変の影響を受けないように、君たちもレインカネーターの起こした改変の影響を受けない。ゆえに、レインカネーターを倒せるのは君たちだけだ。」

「でも、ネプテューヌさんは自分で怪人と戦っていましたよね?」

「うん。でも、あの姿は力を託せる特異点に出会えなかった時用のモノだから、完全に倒しきる事は出来ないんだよねえ。」

「どう言う事ですか?」

「私が倒しても、レインカネーターの魂は邪神の所に戻ってまたレインカネーターの材料にされちゃうの。でも、仮面ライダーが倒せばちゃんと輪廻の輪に戻して浄化する事が出来るんだ。」

「そうですか。」

「でもよ、俺が変身して戦うなんてそんな事は出来ないぞ。」

「別に強制はしないよ。今までだって私だけで戦って来たんだし。でも、しばらくは護衛をさせて貰うよ。」

「そ、そうなのか?」

てっきり変身しないのなら守ってやらないとか強制されるものだと思って俺は拍子抜けしてしまった。

「そう言う訳で、帰りは私が送るよ。」

そう言ってネプテューヌは再び大人のお姉さんの姿になる。すると、先輩が可能を止めた。

「待て。君のバイクでは2人を送るのは無理だ。私が車で送るから、君は後から付いて来てくれ。」

「そうだったわね。それじゃあ、お願いするわ。」




秘密基地から出た俺達は先輩の車に乗っていた。後ろにはネプテューヌのバイクがついている。ちなみに、先輩の車はいたって普通の青いスポーツカーだった。

「意外ですね。先輩ならもっと奇抜な車に乗ってるかと思っていました。」

「見た目で判断してはいけないぞ。」

確かに、人を見た目で判断してはダメだな。まあ、先輩の場合は奇抜な見た目通りの性格だけど・・・

「この車にはいざという時に色々なモノを仕込んである。」

見た目で判断するなってそっちの意味かよ!

「けど、結局先輩って何者なんですか。秘密基地の事もですけど、ネプテューヌと知り合いだったり、色々な事をしってたり。」

「だから言っただろう。私は狂気の魔導師、朱雀院狂三と・・・む?」

その時、急に周りが静かになった。今までは道路を走る他の車の音も聞こえていたのに、それが無い。
俺がその事を不審に思っていると、ネプテューヌが叫んだ。

「上から来るわ!気を付けて!!」

それを聞いた先輩はハンドルを切り、歩道に乗り上げる。すると、車道の方で爆発が起こった。

「何だあ!?」

俺は窓から顔を出して上を見た。すると、灰色の空で弓を構えた怪人が飛んでいた。

「兄さん、あいつです!竜を消したのは!!」

あいつがか。しかし、飛べ
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