第3章 リーザス陥落
第51話 其々のご褒美
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「……何もなかった何もなかった何もなかった、いつも通りいつも通りいつも通り……」
その呪文は、自分に言い聞かせている様だ。
そう、彼女とは、志津香である。
「ふぅ、ふぅ……平常心平常心……。次あっても大丈夫大丈夫……いつも通りの私、そしていつも通りの……ゆーと私……」
志津香の頭に浮かべるのは、彼の表情。浮かべただけで、更に顔が赤くなってしまうが……、それを違う方向へと必死に変換する志津香。
どうやら、変換は順調の様だ。顔が赤いのは止められない様だが。
「それに、アイツは絶対になんとも思ってないっ!! あの超鈍感っ!!! 鈍男っ!!」
変換。即ち、志津香は照れ隠しで、怒りを貯めているようだった。悟られない様に、だろうけれど……、これ以上言えば大変な事になりそうなので、口をチャックしておくことにする。
いや、しかし 本当にいったい何が書かれていたのだろうか……。
おや?ここに彼女の当たった板が………。
〜人物紹介〜
□ 香澄
Lv10/24
技能 機械Lv1 経営Lv1
マリアの弟子にして、チューリップシリーズの開発に関わっている主任助手。
以前までは、マリアは弟子は取らないと言っていたが、それなりに開発が大変になってきた事もあって弟子をとった。
香澄も機械馬鹿である為、生き方はとても不器用。
結構周りからは心配されているとか……。
〜抽選クジの内容〜
□ エレノア・ラン ※失格
□ トマト・ピューレ ※ユーリに稽古をつけて貰える券
□ ミリ・ヨークス ※ユーリにマッサージをして貰える券
(性感マッサージをするかどうかはユーリ次第)
□ 芳川 真知子 ※ユーリに膝枕をして耳掻きをしてあげれる券
□ 見当 かなみ ※ユーリに抱きしめられ、頭をよしよしして貰う券
☆ 魔想 志津香 ※今回の大当たり ユーリと抱き合いキスする事が出来る券
(その気になれば最後までシテもよしっ! 人払いも手伝ったげる)
尚、全員がちゃ〜んと内容通りに出来た訳ではないみたい♪
そして、ロゼはなんだかんだ言ってたが、ハズレらしいハズレは無かったのが事実である。
例外があるとすれば…… 誰なのかは言うまでもない。
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