BoB決勝戦<クラディールVSシュピーゲル>
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BoB予選決勝戦は、俺とシュピーゲル、キリトとシノンの戦いになった。これで四人共本選に行ける。が、だからここで手を抜こうなどとは少しも考えていない
「都市戦か・・・不味いな」
俺とシュピーゲルの戦いの場は都市ステージ。遮蔽物が多く、奇襲を仕掛けやすい。だが彼は灰色の都市迷彩、俺は漆黒の夜間迷彩だ。後ろから忍び寄られて一撃死・・・なんて事も考えられる
「クラディール!光剣使い同士の戦いだ、正々堂々とやろう」
彼はそんな予想をあっさり裏切った。そう言われては出てこない訳に行くまい
「さぁ・・・いくよ!」
十メートル程の間合いを一瞬で詰め、下段からの一撃が俺の顎目指して繰り出される。俺はそれをぎりぎりでスウェーしてかわすと奴の肩口にファルシオンを振り下ろしたが彼は難なく回避。
「ハッ!さすがに腕は鈍ってないな!」
「光剣で銃弾切ってたらね自然とね!」
乱打戦が始まった。防御など微塵も考えない戦い方。一瞬拮抗しているように見えるが、押されているのは俺の方だ。流石は灰の騎士で有名な光剣使い、(彼がAGI型なのも原因の一つだが)剣の速度が尋常じゃない、一瞬でも気を抜けばバラバラになってしまう
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