004話
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に石入れ!?」
「み、三つ渡してたっす……」
「三つ!?何の石渡したのよ……ただでさえ訳の解らないARMなのにどうなっちゃうのか想像出来ないわ………」
その頃、ギンタ達は……
「ど、どうなっておるんじゃ!?如何してわし、ギンタの腕になっとるんじゃ!?」
「おおっ!何時ものバッボに戻った!!」
「何処が何時ものわしじゃ!?なんじゃこの姿は!?」
突然バッボとマジックストーンが光りだしたかと思えばバッポの様子が急変し、能力をダウンロードしろと言い出した。それはマジックストーンを嵌められた事によって発現する簡易人格のような物で、今までのカスタムが初期化された事で表面化するチュートリアル説明のような物だった。
バッポの新しい能力を持ち主であるギンタが想像し創造せよっと言ってきたのだ、それでギンタは新しい能力を想像し創造したのだが……
「ギ、ギンタ……それ、何?」
「バッボのバージョン1!ハンマーARMだ!」
「シンプルだが使い易そうだな、近距離戦闘ARMか」
「おう!ちょっとした隠し技だってあるぜ!」
そんな特殊能力の発現の様を見ていたジーク、だが急激な周囲の変化に意識が行った。周囲に突如出現し始めた岩石の人形たち。現在はドロシーが所持している石巨人よりも小型だが数が多い。
「な、なんだこいつら!?」
「ガーディアン ストーンゴーレム、ここら一体に野放しにされている実戦という第一関門!因みにこの異空間の時間の流れは速く外の60分の1、60日分修行しても1日分になって邪魔も入らないんだよ!」
「それは良いな、では行かせて貰う!」
まず先陣を切ったのはジーク、バルムンクを引き抜きゴーレムを一閃!頭部から股まで斬られたゴーレムは身体の中心から二つに分かれた。身体を回転させ背後に居たゴーレムを切り裂くと周囲のゴーレムの頭上から巨大な雪ダルマが襲来し次々と押しつぶしていく。
「これが、スノウのガーディアンか」
「そう!ユキちゃんっていうの!」
破壊されても再生していくゴーレム達、それを更に押し潰す雪ダルマに両断していくジーク。それに触発されたギンタはハンマーARMとなったバッボの性能試しとゴーレムへと走っていく。
「うおおおおりゃああああああああ!!!ハンマーARM!!!」
ARMを構えゴーレムの攻撃を避けその隙に強烈な一撃ゴーレムを粉砕するギンタ、それに驚くスノウと感心するジーク。次々とゴーレムを砕いていくギンタ、再生していくゴーレム達だがギンタの猛攻に遂に限界が来たのが再生を止めてしまった。
「(ステータス回覧!)」
【対象】:『虎水 ギンタ』
【種族】:『人間』
【属性】:『秩序・善』
【精神状態】:興奮
【ステータス】 筋力E 耐久E- 敏捷E- 魔力D
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