第五話 蒼の剣、再び
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?空の剣士?って呼ばれてないねぇ?」
「おいおい、サブマスターに失礼過ぎるだろ?そこは?暴風戦王?と呼ぶべきだ!」
「どっちでもええやろ?双方共に、サブマスターの二つ名だからなぁ!」
ハハハ!と笑う客。すると、ラットは言う。
「済まねぇな旦那。外では規制させてっけどどうしても此処じゃ口を滑らせちまう様でなぁ……」
「申し訳無さそうに言うなよ、ラット。俺が頼んだんだから、少しは多目に見てやってくれ」
俺は言うと、ラットがギルドマスターの顔をして言う。
「所でサブマスター……。聞きやしたか?」
出されたジンジャーエールを飲みながら、俺は何を?と答える。
「第一層にある?アインクラッド解放軍?の動向でさぁ。知り合いから聞いた話じゃ、仲間割れしてるようで派閥争いが絶えねぇ様で」
「それで」
「近々、この層のボスを討伐する部隊が派遣される様でさぁ。あくまで噂で真偽の確かめようがねぇですが」
「……そいつは気になるな。他のギルドの動向は」
「様子見、って所ですね。?KoB?も?聖竜連合?もその他のギルドも」
それを聞くと、俺は少し考えて言う。
「……ラット。ギルドから少人数でいい、出せるか?」
すると、ラットは待ってました、と言わんばかりに言う。
「へい。そう言うと、思いやして支度だけはさせてありやす。ただ、殆どミドルランクなんですが……」
「問題ない。一人も殺させなきゃ良い話だ」
その話題はお仕舞いと言うように、俺は話題を変える。
「所で、俺の武器の調整とドロップアイテムの整理をしたい。調整と買い取り、頼めるか」
「へい、分かりやした」
ラットは言うと、お代わりのジンジャーエールを差し出して、俺はそれを飲みながら買い取りを行った。
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