第二シーズン〜時空大冒険〜
第七章 【ロストアビリティー】
第二十二話《僕が私で私が僕でアホはアホ》
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----邪襲の時空艦-牢獄-----
「邪襲のうえのほうのかたたちのことといいましたね、あなたがなにかしっているのですか?」
夜神は、風魔の後ろから、風魔に尋ねる。それに風魔は、頷き、夜神の方を向く。
「あぁ、知っている。本部などの場所もな」
夜神は、それを聞くと、構えを解き言った。
「わかりました、あなたをしんじましょうしんじることがきょうしのしごとですからね」
その言葉で、風魔も構えを解く。
「助かるぜ」
夜神が、風魔に言う。
「で?わたしはなにをしたらいいのですか?」
風魔は、《ロストアビリティー》がいる牢獄の前に立つと言った。
「頼みってのは、他でもない、こいつのことだ」
夜神は、まだ理解ができずに尋ねる。
「ろすとあびりてぃーですか、かれをどうするんですか?」
風魔は答えた。
「こいつの、名前は“雷山 颯太”、《ロストアビリティー》であり、雷を操るソウルナイトだ。俺は、こいつの《ロストアビリティー》を無くそうと思っている」
夜神は、意外そうな顔で言った。
「ほう、それはどうしてですか?」
すると風魔は、少し恐怖を持った笑みを浮かべ言った。
「邪襲の計画をぶっ潰す為だ」
夜神は尋ねる。
「そのけいかくとは?」
風魔は、資料の束を夜神に渡して言った。
「《多重巧知計画》だ」
夜神は、その計画の名前を聞くと、深刻そうな顔になり資料に目を通す。
そして、夜神は、ある文を読むと声を出した。
「そんなことができるのですか?はつみみですね」
そう、そこに書いてあった文とは------------
〈ロストアビリティーにナイトスキルを回収させ、そのナイトスキルを最高幹部全員に振り分け複数のナイトスキルを使うソウルナイトを生み出す。そして、そのソウルナイトで《多重巧知連合軍》を作り時空を支配する。〉
そう、夜神の言う“そんなこと”とは、《ロストアビリティー》を利用して複数のナイトスキルを使う《多重巧知者》を生み出すということだ。
それに、対し風魔が答える。
「あぁ、間違いない、どうやってするかは分からねぇが、この情報は、確かだ」
夜神は、考え込みながら言った。
「邪襲のさいこうかんぶたちがその《たじゅうこうちしゃ》になるとかなりやっかいですね、なんとしてもそししなくては」
風魔も、夜神の言葉に頷く。そして言った。
「そこで、夜神、あんたにやってもらいたいのがこれだ」
そういうと風魔は、夜神に縦30センチ、縦と横の比が3:5程の紙を渡した。
夜神は、それを見る。どこかの地図だろう。夜神は、大体の予想をつけながらも風魔に尋ねる。
「
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