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戦姫絶唱シンフォギアM〜ほぼ無敵が転生したそうです
31話 光は闇に闇は光に
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翼先輩の言葉に響は、でも!と、言い
反論しようとしているが、翼先輩の真剣な眼差しを見て迷いの表情が顔に浮かんだ
ガングニールと融合していた響だからこそあんな離れ技を使えた
けど、今は胸の内のガングニールが消滅して融合症例じゃない
適合者とはいえ、響にSC2Aは使わせるわけにはいかない
背後から複数の足音が聞こえ、キャロルの歌が歌い終わると
キャロルからもの凄い風が俺達を襲い、思わず目を瞑った
マリア「翼!あれを!」
マリアさんの声が聞こえ、チフォージュ・シャトーを見ると
チフォージュ・シャトーが緑色のオーラを纏っている
音叉のようにキャロルの歌と共振、共鳴してアルカノイズの分解能力を増幅させている
チフォージュ・シャトーの発射口から緑色の光線が発射され
地面に当たると東西南北の方向に荒れ狂う波のように拡散していった
キャロル「世界の崩壊だ!」
キャロルが両手を上に上げ、笑っている
世界がキャロルによって解剖される事は止めなくてはいけない
いや、止めなかったら俺も死んでしまう
「させると思ってんのか?」
伊吹は両手の手のひらを合わせ
「後悔は済んでおけ、出でよ!瓦解の陣!」
「エアプレッシャー!」
伊吹が詠唱を言い終わると、キャロルの真上に土色の魔方陣が現れ
キャロルに向かって落ちていったが、キャロルの真上に黄色の魔方陣が現れ、土色の魔方陣とぶつかっている
伊吹はこうなるのは予測範囲内だったので
「重力と書いてグラビティ、エアプレッシャー!」
土色の魔方陣の上に新たな土色の魔方陣が現れ
一つ目の土色の魔方陣を押すように二つ目の土色の魔方陣が上に重なって押している
キャロルの黄色の魔方陣にヒビが入り、伊吹は
「エアプレッシャー!エアプレッシャー!エアプレッシャー!!」
正に、質より数戦法。連続詠唱は結構フォニックゲインを消費するな
新たな土色の魔方陣が二つ目の魔方陣の真上に三つ現れ、合計五つの魔方陣がキャロルを押し潰そうとしている
その時、キャロルの黄色の魔方陣全体にヒビが入り
バキィン!というガラスが割れた音と共に黄色の魔方陣が割れ
キャロルは急いで後退し、五つの土色の魔方陣が地面に向かって落ちていった
五つの土色の魔方陣が地面のコンクリートに衝突すると
バゴォン!という轟音と共に半径10Mのコンクリートが粉々になり、木っ端微塵になった
五つの土色の魔方陣は消えた
「ん?当たらなかったか」
キャロル「馬鹿げた威力だ」
俺は当たらなかった事に少し残念な気持ちになったが
気持ちを切り替え、浮いている男を見て
「お前めっちゃ空気やん」
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