ガンプラファーストコンタクト
ガンプラバトル部最初の危機?
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その犠牲者になっている俺の身にもなってくれよ。てかヒメラギ。お前も変態犯罪者のレッテルが張られたな。
ーーー−−
「ねぇカグラ君」
「あ?なんだよ? 」
帰りのSHRも終わり、荷支度をしているとアマネから声をかけられた。
「変た…ヒメラギ君もガンプラバトル部に勧誘してきてちょうだい。彼が入っていた部活は廃部になったから今はフリーのはず。どんな手を使ってもいいから連れ込んできて」
コイツ今変態と言いかけたよな?ヒメラギ。お前はもう変態確定だ。てかどんな手を使ってもいいのか…問題にならない範囲でだよな?
「わかった。ヒメラギの奴も巻き込んでくるか…」
「あら?やけに素直ね?まあ楽だからいいけど。頼んだわよ」
さて、そんじゃヒメラギの所に行くか。
「ヒメラギ」
「お?カグラか。どうした? 」
「死にたくなければ黙ってついてこい」
「チンピラか何かなのオメー!? 」
「とまあ冗談だ。とりあえずついてきてくれよ」
「まあ俺部活とか入ってないから別にいいぜー。んで何処に行くんだよ? 」
「お前が好きそうな所だ」
「マジで!?お前俺がどんな所が好きなのかわかるのかよ? 」
実際にわかってないけど、変態だから適当にそれっぽい所を言えばいっか。
「ああ。お前………美人がいっぱいいる所が好きだろ? 」
まあいっぱいではなく一人だけどな。しかも悪魔。見た目は悪くないのに中身が悪魔なんだ。
「本当に当てやがった!お前も好きなのか!? 」
「いや全く全然これぽっちも」
とまあ、上手い具合に釣れたので、後はバレずに部室に連れていくだけか。
「とりあえず、俺が連れていくからお前は目隠しでもしててくれ」
「おお、任せたぜ」
ヒメラギはそのまま下駄箱まで連れていき、さすがに土足はまずいので一旦靴を履かせ、また目を瞑ってもらった。
ーーー−−
部室に入ると、アキザワとアマネが席に座っていた。
俺は静かにしろというジェスチャーをし、ヒメラギをアマネの前の席に座らせた。
「よし。もう開けていいぞ」
「結構距離近いんだな。どれどれ…」
ヒメラギが目を開けると、すぐに席を立とうとしたので俺が無理矢理取り押さえた。
「くっそぉ!騙したなカグラ! 」
「いや騙してねえだろ。現に目の前には美人がいるだろうが」
中身は悪魔だけどな。ここ大事。
「確かにアマネは美人だけどよ!口調が厳し過ぎなんだよ! 」
「……悪かったわね」
そうしていると、突如部室の扉が開かれた。入り口には、先生とおぼしき人物が立っていた。
「ん?なんだ?新入部員かセイヤ、マヒル? 」
「はいムウさん。こち
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